コーセー(本社東京)は5月9日、百貨店や化粧品専門店で販売してきた自社ブランド化粧品のネット通販を開始した。ネット通販の利用頻度が高い20~30歳代女性をターゲットにする。
ネット通販展開を開始したのは「ジルスチュアート」と「アウェイク」の2ブランド。店舗で販売している全商品をブランド専用の直営オンラインショップで販売する。両ブランドの愛用者は20~30歳代の女性が多く、ネット通販ユーザー層と重複する。店舗では取り込み切れなかった顧客層をネット通販で開拓したい考えだ。
これまで百貨店や化粧品専門店で販売してきた。国内の販売店舗数は両ブランド合わせて62店舗。同社のブランドのなかでは取扱店舗数が少なく、販売エリアが限定されていた。
コーセーのネット通販はこれまで、セブン&アイ・ホールディングス限定発売の「潤肌粋」など、一部商品に限って実施していた。自社ブランドのネット通販は今回が初めて。ネット通販を他のブランドに広げるかについて「現時点ではない
」(同社)としている。
・ジルスチュアート ビューティ オンラインショップ
→ http://www.eshop.jillstuart-beauty.com/
・アウェイク オンラインショップ
→ http://www.eshop.awake.co.jp/
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