3 商品ページには商品の詳細情報を掲載
3 商品ページには商品の詳細情報を掲載
商品ページは検索した商品の情報を得るページであるとともに、購入フローの入り口となるため、商品の情報を正確かつ魅力的に伝え、購入フローに遷移させるようなページ設計が必要になります。
商品ページの商品詳細情報によるユーザーへの印象の変化を調査するため、ファッション系の商品を例に、サイズ、生産国、洗濯方法などの詳細情報を商品ページに掲載したサイトAと、リンク先の詳細情報ページに載せたサイトBを比較したところ、結果として、約6割のユーザーが商品ページへの商品詳細情報の掲載を支持しました、(図7、8)。
出展:(c)2007 IMJモバイル「モバイルECサイトの『商品ページ』に関するユーザビリティ調査」
商品ページ内に詳細情報を掲載することが有効だと言えます。これは商品ページに詳細情報が掲載されていることで、商品自体の信頼性がユーザーにより伝わりやすく、かつページ遷移の手間が省けるからだと考えられます。
なお、詳細情報が多くなりすぎると、スクロールの長さが増加してしまうので、情報が多い場合は、優先順位の低い情報は別ページに設けるなどの検討も必要です。
バックナンバー
この記事の筆者
株式会社IMJモバイル モバイルユーザビリティ研究所
IMJモバイルの保有するモバイルユーザビリティのノウハウを集約し、企業がモバイルによってサービスを提供する際に、携帯電話の小さな画面でもユーザーがストレスを感じずに目的を達成させるためのモバイルユーザビリティの研究を目的としたプロジェクトチーム。
研究成果としてモバイルECサイトやiPhone専用サイトのユーザビリティに関する調査レポートの配信を行っております。
筆者の人気記事
モバイルサイト構築前に知っておきたいユーザビリティ10のポイント(第1回)
2009年1月29日 11:00
モバイルユーザビリティ改善のチェックポイント保存版 - 全10回総まとめ(最終回)
2010年3月9日 8:00
モバイルサイトを見やすくする絵文字活用&テキストレイアウトのポイント(第3回)
2009年4月2日 10:00
モバイルメールマガジン配信前に押さえておくべき3つのポイント(第5回)
2009年6月5日 9:00
比較テストで見えた成果を出すモバイルECサイトのユーザビリティ(第8回)
2009年9月29日 10:00
ユーザビリティを考慮した文字サイズ指定&ナビゲーション設計のポイント(第2回)
2009年2月26日 10:00
