モバイルサイト構築のユーザビリティいろは

1 トップページは画像を多く配し、デザインを作り込む

1 トップページは画像を多く配し、デザインを作り込む

ショッピングサイトのトップページは商品購入への入り口となるページであることから、ユーザーへの印象を考慮したページ制作が非常に重要です。

IMJモバイルでは、トップページの情報量とデザインの違いがユーザーへ与える影響を調査するために、画像の使用量が多く適度なデザインを施した「サイトA」、シンプルなデザインで画像の使用も最小限にした「サイトB」、また「サイトA」の要素にさらに情報を付加した「サイトC」を比較しました(図2)。

トップページのデザイン・情報量による比較
図2 トップページのデザイン・情報量による比較
出展:(c)2008 IMJモバイル『モバイルECサイトのTOPページに関するユーザビリティ調査』

その結果、使いやすいサイト1位として、画像を多く配し適度なデザインを施したサイトAとCを選んだユーザーが、合わせて7割超という結果が得られ、画像を配したサイトの利用意向が高いことがわかりました(図3)。一方、画像を配していないサイトBを最下位の3位に選んだユーザーは、6割に近くに上ります。

サイトA~Cの利用意向
図3 サイトA~Cの利用意向(単一回答)【n=312】

前述したようにモバイルショッピングサイトは「信頼感」が最も重要視されることから、トップページに画像を配することや、デザイン性を持たせることが商品訴求やサイトのイメージに好影響を与えていることが推察されます。

ただし、画像や情報を入れ込み過ぎることは、ページの容量やスクロールの長さを増加させることになり、かえって印象が悪くなることがあるので注意しましょう。

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