前回と今回の2回にわたって、リピートに関する指標を取り上げている。前回は「リピートの回数」を解説した。今回は「リピートの間隔」だ。
「リピートの間隔」を確認できるGoogleアナリティクスのレポート
「リピートの回数」と同じく、「リピートの間隔」もユーザー系のレポートで見ることができる。
- ページ上部のオレンジ色のメインメニューで[標準レポート]をクリックする。
- 画面の左側にあるメニューで、[ユーザー]をクリックする。
- メニューが開くので、[ユーザーの行動]をクリックし、開いたメニューから[リピートの回数や間隔]をクリックする(図1赤枠部分)。
これで、「リピートの回数や間隔」というページが表示される(図1)。
このページの「パフォーマンス」というタブに、「リピートの間隔」というリンクが用意されている(図1青枠部分)。これをクリックすると、「リピートの間隔」ページが表示される(図2)。
「リピートの間隔」のレポートは、図2のように「リピートの間隔」を分布で示している。
このレポートでいう「リピートの間隔」とは、「前回の訪問から何日後にそのサイトを訪問したか」を意味する。つまり、単位は「日」で、「0」が0日(初回訪問、または前回と同日の訪問)、「1」が1日(前回訪問の翌日の訪問)という具合だ。
左の1列が「リピートの間隔」を表しており、間隔0日から7日までがそれぞれ1行ずつ、8日以降は複数の間隔がグルーピングされて分布が表示されている(図2緑枠部分)。
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この記事の筆者
衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)
1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社へ。調査部、インターネット視聴率センター長などを経て、2000年ネットレイティングスへ。視聴率サービスやアクセス解析サービスの立ち上げに尽力。2006年株式会社クロス・フュージョンを設立し代表取締役に。2023年活動停止。
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