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過剰なメール配信はブランド離れの原因。「興味のないコンテンツ」は5割が嫌悪

8 years 6ヶ月 ago

「不必要な迷惑メール」や「興味のないオファーやコンテンツ」を受けとった消費者の半数以上は、そのブランドから離反する――。

SAP Hybrisが7月10日に公表した消費者意識調査「消費者インサイトレポート」で、不要なメルマガやコンテンツを発信し過ぎると消費者のブランド離れを招く傾向が示された。

国内の消費者1000人に対してブランドを利用しなくなる原因を聞いたところ、ブランド離れの理由の上位として「企業側が本人の許可なく顧客データを利用」(84%)、「不必要な迷惑メール」(76%)、「カスタマーサービスの対応の悪さ」(71%)、「過剰なセールス・勧誘電話」(62%)、「興味のないオファーやコンテンツの受信」(56%)があがった。

SAP Hybrisが7月10日に公表した消費者意識調査「消費者インサイトレポート」で、不要なメルマガやコンテンツを発信し過ぎると消費者のブランド離れを招く傾向があることが判明。その理由は

消費者がブランドを利用しなくなる原因、消費者をいらだたせるブランドの態度

レポートでは、「企業が収集した個人情報をうまく活用すれば、消費者への『迷惑メール』をさけることができる」と指摘。

その上で、「あらゆる有効なデータの収集・分析を行い、すべての事業部門と共有し、データを活用して消費者に興味および関連性のあるコンテンツを届けることができれば、消費者からの信頼度も高まる」としている。

また、消費者が企業に問い合わせを行った際、何時間以内での顧客対応を希望しているかについても調査。「1時間以内の返信を期待する」と答えた割合は42%。全体の54%は3時間以内、83%は24時間以内の返答を期待している。

SAP Hybrisが7月10日に公表した消費者意識調査「消費者インサイトレポート」で、不要なメルマガやコンテンツを発信し過ぎると消費者のブランド離れを招く傾向があることが判明

顧客対応の時間について

本調査は日本、オーストラリア、シンガポール、タイ、インド、韓国、中国などアジア太平洋地域で生活する7000人以上の消費者を対象にアンケートを実施。日本では2017年3月、国内1000人以上の一般消費者を対象に調査を行った。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

消費者の心を動かすECサイトの作り方は? ユーザー生成コンテンツ「UGC」の活用方法 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

8 years 6ヶ月 ago

通販サイトの利用者は、他のユーザーが発している意見に信頼を寄せる傾向があります。ユーザーから効果的に商品などに対するレビューを引き出すための戦略をご紹介しましょう。

消費者の声をECサイトに活用する3つのポイント

優良顧客、リピート顧客、低いカート離脱率、高いコンバージョン率……ビジネスの成功要因を分解してみると、非常にシンプルです。しかしながら、実践して効果を得るのは難しい。ビジネスを成功に導く戦略は、非常に複雑だからです。

消費者は限りない数の選択肢を持ち、さまざまなデバイスを使って、最良の商品、最高の買い物体験を探しています。ECビジネスの成功は、消費者がすべての鍵を握っているのです。

もしも、期待以上の買い物体験を得られなかったと判断した場合、消費者はすぐに別のECサイトに移ってしまいます。

「送料無料」は消費者の消費意欲を維持するために使われる最初の施策で、過去数年間は有効でした。今では、「送料無料」は標準施策として消費者から求められているのです。

次は割引施策です。ホリデーシーズンに50%の割引を提供する小売業者が増えています。割引をすれば売り上げは伸びるかもしれません。しかし、損益面で支障が出る可能性があります。

また、消費者は数年前とは異なる購買行動をとるようになり、コミュニケーション方法も変わってきました。よく利用しているアプリやWebサイトでは、SNSでのつながり、ユーザー同士のコミュニケーションが重要視されています。

電話はテキストメッセージに代わりました。“他のユーザー”は、以前のように“身元のわからない他人”ではなく、“信頼できる情報源”となってきたのです。

マーケティング担当者は、UGC(編注:User Generated Content、ユーザー生成コンテンツ。ブログ、SNS、投稿サイトなどユーザーが投稿して作られるコンテンツの総称)を集める施策、カスタマージャーニーの中で効果的に顧客発信のコンテンツを集める方法を模索することによって、ビジネスとユーザーのコミュニケーションを円滑につなげることができます。

全米の消費者調査で、どのような施策・戦略が購買に最も影響を与えるかを調べたところ、メール、携帯メッセージ、検索を抜いて、UGCが1位になりました(“Hearing the Voice of the Consumer” 2017年 TurnTo社調べ)。

消費者の心を動かすECサイトの作り方は? ユーザー生成コンテンツ「UGC」の活用ポイント
図:UGCがいかに購買に影響を与えるか
とても影響を与える 影響を与える 比較的影響を与える 少し影響を与える 全く影響を与えない
図の左項目は、上から、
  • UGC
  • プロモーションメール
  • 携帯メッセージ
  • ソーシャルメディア
  • 検索
  • ディスプレイ広告

ホリデーシーズンの戦略を立案したり、売り上げアップをめざす際、UGCを上手く取り入れる方法を考えてみましょう。

まずは、以下の戦略を試してみましょう。

通販サイトにUGCを取り入れる位置

UGCを商品ページや同じ場所に配置するだけではコンバージョンUPにつながりません。購買プロセスを確認し、UGCをどこに入れれば良いか検討してみましょう。

サイト内検索の結果に、評価の星の数を入れても良いでしょう。人気ブランドに関しては、たくさんのUGCを準備しましょう。チェックアウトプロセスの中にコメントやレビューを入れ、カート離脱率を下げましょう。カートに商品が入っていることを通知するカゴ落ちメールでも、UGCは有効活用できます。

カスタマージャーニーの中で、どのように顧客からコンテンツを集められるか考えてみましょう。購買後にレビューの記載をお願いするメールを配信する以上のことができるはずです。

たとえば、商品などに関する質問の投稿を顧客に促し、他の顧客に答えてもらうのです。注文確定のページで、どうしてその商品を購入したのか聞いてみるのも良いでしょう。

簡単な入力フォーム

顧客から声を集めるのが難しい場合はやり方を再考し、顧客の消費行動の特徴や彼らが利用しているサービスやテクノロジーを洗い出してみましょう。通常のWebフォームを活用し、消費者に質問へ答えてもらう方法もありますが、その他にも顧客の声を集める方法はります。

メールに評価やレビューのフォームを埋めこんで、スムーズで簡単に顧客の声を拾えるようにしましょう。メールに埋め込めるフォームを採用するメリットは回答率の向上です。Webページなどに移ってコメントを記入する手間が省けるのです。

また、購入した商品をすぐに撮影できるように、スマートフォンのカメラが立ち上がるリンクを貼り付けておきましょう

会話を促す

ネガティブなレビュー、少ない星の数、写真なし……マーケティング担当者の心配の種ですよね。実際、このようなケースを恐れ、UGCを拡大できないケースもあります。

マーケティング担当者は、積極的なユーザー同士の会話を促す必要があります。ユーザー同士の会話に混ざっても構いませんが、決して会話をコントロールしようとしてはいけません。

こうしたアプローチを採用することで、ユーザーとの間に信頼関係が生まれます。また、ポジティブとネガティブ、両方の幅広いレビューがあると、消費者の期待値をコントロールできます。また、消費者は確信を持って商品を購入することが可能になります

◇◇◇

将来的にマーケティングを成功させるためには、UGCを活用しなければなりません。UGCが利用者と売り上げの関係にどのように作用するかは、上の図をみれば明らかです。

全米のほとんどの消費者(81%)は、UGCが活用されている商品の方により多くお金を払い、配送に時間がかかっても構わないと考えています。

夏のホリデーシーズンなど、この81%の消費者にネット通販を利用してもらい、売り上げをアップしたいと思いませんか? 顧客が競合サイトに移ってしまわないように、UGC活用の戦略を立てましょう。

Internet RETAILER

世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

Internet RETAILER

Google、レシピと動画のモバイル画像検索にリッチ結果を導入

8 years 6ヶ月 ago

Google は、モバイルの画像検索に掲載されるのレシピと動画の結果に、リッチ結果を表示するようになった。リッチ結果とは、構造化データで設定したより詳細な情報のこと。

- Google、レシピと動画のモバイル画像検索にリッチ結果を導入 -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

Amazonの「プライムデー」は過去最高の注文数、アマゾンジャパンが日本の状況を発表

8 years 6ヶ月 ago

アマゾンジャパンは7月11日から開催したAmazonプライム会員向けのセール企画「プライムデー」(7月12日まで)で、「Amazon.co.jp」は過去最高の注文数を記録した。

3回目を迎えた今回は従来の24時間から30時間にわたってセール企画を実施。スタート当初、「Amazon.co.jp」のトップページがつながりにくい状態が約2時間にわたって生じていた。

「プライムデー」(2017年)の主なトピックは次の通り。

  • 過去2回の「プライムデー」を上回る注文数を記録
  • 日本でベストセラーとなったAmazonデバイスは「ire TV Stick」
  • Amazonデバイス以外のベストセラーはザバスのプロテイン
  • 「メルセデス AMG E63S 4MATIC+」を正規販売店から購入する際に利用できるプリペイドコード(50万円)の注文有
  • 「Amazonプライム ポップアップストア」の来場者数は4000人以上

アマゾンジャパンは7月11日から開催したAmazonプライム会員向けのセール企画「プライムデー」(7月12日まで)で、「Amazon.co.jp」は過去最高の注文数を記録

3回目の「プライムデー」は30時間で行われた(画像は編集部がキャプチャ)

Amazonマーケットプレイスに出品している販売事業者にとっても、記録的な日になったという。

アンカー・ジャパンの井戸義経社長は「『プライムデー』の規模が年々大きくなっていることを実感。予想を上回る大きな成果を得ることができた」とコメント。

うなぎ製品のECを手がける川口水産の川口博司専務は、「食材が次々とカートに入っていくスピードには、スタッフ全員が驚いた」と説明。初めて『プライムデー』に参加したというNTTレゾナントは、「『プライムデー』への関心の高さとその反響の大きさに非常に驚いた」とした。

2016年に実施した「プライムデー」では、全世界における販売事業者による出品商品の注文数は2015年比で約3倍だった。

ネットショップ担当者フォーラムが連携している米国の大手EC専門メディア「インターネットリテイラー」では、「2016年に実施したアマゾンの『プライムデー』は、全世界で25億ドルの流通総額を記録。2015年の『プライムデー』における流通総額15億ドルから大幅増になった」と報じていた。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

瀧川 正実

配送問題をシェアリングエコノミーで解決へ。消費者がEC荷物を配送代行するアプリ

8 years 6ヶ月 ago

バイク便サービスなどを手がけるセルートは8月中旬、一般消費者などが空き時間を使ってネット通販の荷物を配達する新たな物流サービスを開始する。

専用アプリを使い、荷物を出荷する企業と配送を代行する個人をマッチングする。社会問題化している配送業界における人材不足をシェアリングエコノミーで解消する。

アプリの名称は「DIAq(ダイヤク)」。自転車で通学する学生や買い物に行く主婦、個人事業主のプロドライバー、バイク便のプロライダー、自転車便のプロメッセンジャーなどが登録し、空き時間に荷物を運ぶ仕組み。

アプリのダウンロードは無料。企業と配送代行者の取引が成約した際に配送料金が発生する。決済方法はクレジットカード。

バイク便サービスなどを手がけるセルートは8月中旬、一般消費者などが空き時間を使ってネット通販の荷物を配達するアプリ「DIAq(ダイヤク)」を提供へ

「DIAq(ダイヤク)」のイメージ

シェアリングエコノミーで配送問題の解決を図る取り組みはこれまで、中小運送事業者のトラックの非稼働時間と荷主企業の物流ニーズをマッチングするネットサービス「ハコベル」などがある。

「ハコベル」を提供している印刷通販のラクスルは7月7日、ヤマトホールディングスと資本提携し、デジタルテクノロジーを活用して企業間物流の構造変革をめざすと発表している。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

アタシの広告を見てほしいんやけど、嫌われたくないんや!【オカンでもわかるリターゲティング広告のジレンマ】 | オカンでもわかるアドテク教室

8 years 6ヶ月 ago

もうすぐ夏本番! なのに、オカンが閲覧していたサイトには、冬に見ていた毛皮のコートのバナー広告が表示されたらしい。汗がすごいが、大丈夫か……!? イラスト◎浮蓮 要

登場人物
僕

 大学院を卒業後、地元大阪の大手メーカーに就職したが、なぜか配属された広告宣伝部でアドテクに興味を持ってしまい、あっさり東京のインターネット広告会社に転職してしまった。現在入社3年目の27歳。オカンには「虎の子は虎やな」とわけのわからないコメントをもらったが、たぶん応援してくれていると信じて毎日楽しく忙しく働いている。

オカン

オカン 純然たる大阪のオカン。自慢(?)のファッションセンスをビジネスにいかそうとネットショップを始めた。数々のネット広告の知識を息子から仕入れ、持ち前のビジネスセンスで事業を拡大している。

この暑いのに毛皮のバナー広告出てきてんねんけど、溶けてまうがな!!

僕え……。でも買ったの?

オカンまあ、せっかくやからな。それにしても、いつまでたっても冬に見た商品の広告が追っかけてくるんやで!? さすがに迷惑やと思わへんのかいな!

僕確かに、夏になっても冬物のコートが出てくるのは良くないね。

オカンあれ……? 待って……! もしかしてアタシのサイトのリターゲティング広告も、こういう風に思われてるんちゃうの!?

僕オカンのサイトの冬物の広告は見たことないから大丈夫なんじゃない?

オカンなんや、あんたもアタシのサイト見てくれてるんかいな(にやにや)。

僕……でも、もしかしたら「いつまでも広告に追いかけられてイヤだ」って思ってる人はいるかもしれないね

オカンなんやて!! どないすればいいんや!?

僕それはね……。

リタゲ広告で嫌われないためにはどうしたらいい?

僕リターゲティング広告は、広告主にとってはCVR(コンバージョン率)が高くなりやすい広告だから、費用対効果の観点からも使いやすいし、ユーザーは買いたいものを思い出せるから、それ自体はとても有用なんだ。

でも、それほど興味を持っていないユーザーをずっと追いかけたり、すでに買った商品を表示したりしていたら、それはやっぱり迷惑だと思われてしまうよね。

広告主は買ってもらいたいから配信したいけど、配信し過ぎもユーザーにとっては良くないってことだね。

オカン配信するんか!! しないんか!! どうすればいいんや!!

僕う~ん、これについては完全に解決する方法はないんだ。でも軽減することはできるよ。そのために、「リーセンシー」と「フリークエンシー」と「サイト階層」、それから「バナークリエイティブ」を考えるんだ

オカン……ほら、もう言わんで。説明しぃや!

僕「リーセンシー」がサイトを離脱してからの経過日数、「フリークエンシー」がユーザー1人あたり見せる広告の表示回数、「サイト階層」はECだったらTOPページとか商品詳細ページとかカートページが該当するよ。

いつ、どのページでサイトを離脱した人に、何回広告を表示させるか、これを決めるんだ。

オカンほうほう、なんとなく分かるで。ユーザーをいろいろと分けて、カテゴリーごとに配信して、バナーの絵柄も変えるっちゅーことやな!

僕その通り(成長したなぁ)。例えば「商品詳細ページに来た人に対して、リーセンシーを1日、フリークエンシーを1日あたり3回」と設定して広告を配信したとするよ。

そうすると、その人には商品を見た翌日のみ、広告を3回だけ見せることができるんだ。これならそんなにしつこいと思われることはなさそうだよね。

オカン確かにな。でも3回って、それも次の日までて、あんたそれ、広告の意味あるん?

僕まあ、これだけだとあまり効果は期待できなさそうだよね。 じゃあ「TOPページに来た人に対して、リーセンシーを90日、フリークエンシーを1日あたり1,000回」と設定して配信したらどうかな?

オカンTOP見て離脱してるんやろ? アタシのサイトに惹かれなかったのに、1日に1,000回も同じバナー見せられて、それが90日続くなんて、あんたそれ、むしろマイナスや

僕そう。たとえ同じバナーじゃなかったとしても、同じ会社の広告ばかり出ていて、それが長期間にもなるとストーカーされてるんじゃないかって気分になるよね。

オカン結局どうすればいいんや!

僕これが難しいところで、正解っていうのがないんだ。ちょっと図を使って説明するね。

リーセンシーとサイト階層から、最適なフリークエンシーを導き出す!

TOPページ、一覧ページ、商品詳細ページ、カートページ、購入完了ページ

オカン誰や、何やこの右上。ハシビロコウ

僕これはユーザーの離脱ページと離脱してからの日数を表にしたものだよ。一般的にはより深い階層にいて、かつ離脱してからの日数が短い方が購入意欲は高く、リターゲティング広告を配信しても効果がいいとされているんだ。

上の例だと、「カートページ離脱 × 離脱してから1日以内」のユーザーをターゲットとして配信すると、効果が良くなりやすいってことになる(注:図でいうと左下のオカン)。

逆に、浅い階層にしか訪れていなくて、離脱してからの日数が長いと、効果はあまり良くないとされているよ。ここで言うと「TOPページ離脱 × 離脱してから14日」のユーザーだね(注:図でいうと右上のオカン)。

オカンなるほどなぁ。確かにTOPページ見ただけのサイトは何日かしたら忘れてしまうわ。あ、だったら「深い階層 × 離脱してから1日以内」のユーザーだけにガンガン配信したら売上もめっちゃ伸びるってことやないの!?

僕そうそう。だけど、やり過ぎるとしつこいと思われてしまうよね。深い階層に来たからといって、リーセンシーを90日とかにして、いつまでも配信するのも良くない

オカンきぃいいいいいいい! どうすればいいんや!

僕これは適切なものを見つけていくしかないんだ。さっきも言ったけど、リーセンシーとフリークエンシーと階層、バナーのクリエイティブを上手く組み合わせて、効果の良いものを見つけていくのが最善の方法なんだよ。

深い階層 × 離脱日数の短いユーザーには、フリークエンシーをまずはゆるめに設定してみて配信。効果が悪ければ見せすぎて嫌がられてる可能性と、見せな過ぎて気付かれていない可能性を考えて、増減をさせながら再度効果を確認……みたいな感じでね。

TOPページで離脱して何日も経ってしまった人でも、SALE文言を全面に押し出したバナーにすれば、もしかしたら興味を持ってくれるかもしれないよ。

オカン……ぶつぶつ。

僕もちろん大変だっていう場合には、そういった調整を自動でやってくれるサービスもあるみたいだよ。

オカン……ぶつぶつ。

僕ユーザーにしつこいと思われないようにしつつ、ちゃんと商品の良さを伝える。すごく難しいと思うけど、ユーザーのことを考えて地道にやっていくのが大事なんじゃないかな

オカンそうやそうや。自分が消費者で、イヤだと思わないような設定にすればいいんやー!!!

僕いや〜、難しいとおも…… 行っちゃった……。

後日……

オカンアンタのおかげで、水着が飛ぶように売れとるわ!

僕……(才能がすごい)。

オカン見てみぃ! アタシもサイトの売れ筋水着、着てみたでぇ。

ウチもまだまだ現役やなっ ビーチの視線を独り占めや♪

オカンほな、今から水着の売上使てバカンスへGOやー!

僕……。

今回のまとめ

リターゲティング広告をストーカー広告にしないためには、

いつ(リーセンシー)、どのページでサイトを離脱した人に(ページ階層)、
何回(フリークエンシー) 、どんな広告(クリエイティブ)を表示させるか

を、適切に設定することが大切。

今回覚えたいアドテク用語

リーセンシー

ユーザーがサイトを離脱してからの経過時間のこと。ずいぶん前にたまたま一度見ただけなのに、いつまでも追いかけ続けていれば、それはしつこいと感じられても無理ありませんよね。ECの場合、離脱後3日以内くらいの効果が良い傾向にありますが、探りながら最も効率的な配信日数を見極めるのがいいでしょう。

フリークエンシー

ユーザーに広告を見せる回数のこと。これに制限をかけることを「フリークエンシーキャップ」と言います。 こちらも何回がベストかは商材によって異なってきますので、色々試して最も適切な回数を決定していく必要があります。

クリエイティブ

アドテクの世界で「クリエイティブ」と言うときは、バナー広告のデザインや訴求内容のことを指します。 訴求内容や雰囲気を少しだけ変化させ、A/Bテストも兼ねて複数のバナーを並行して配信してみても良いでしょう。

ユーザーが見るバナーに変化を付けることで、「同じ会社の同じ商品がまた訴求されている」「同じ広告に追われ続けている」と思われることを軽減できます。

砂森 翔太

株式会社ファンコミュニケーションズ nex8事業部 マーケティング担当

砂森 翔太(すなもり しょうた)

大学卒業後、Web制作会社を経てファンコミュニケーションズに入社。リターゲティング広告「nex8(ネックスエイト)」の広告主営業を約1年担当した後、マーケティングに異動。

サービスリニューアルに伴うWebサイトのテコ入れに始まり、各種解析ツールを用いてのUI検証・改善、リスティング広告やSNS広告の運用などに従事している。

2016年6月、コンテンツマーケティングの一環として、“EC担当者にためになる情報をわかりやすく”をテーマに発信する「nex8ブログ」を立ち上げ。

他のマーケティング業務のかたわら、メインライティングと編集を担当する忙しい日々から、営業メンバーがリレー形式でライティングする体制に落ち着いてきたのを機に、“さらにやさしくわかりやすくアドテクを伝える力”を磨くべく、ネットショップ担当者フォーラム連載にチャレンジ中。

砂森 翔太

アーバンリサーチ、Amazonに出店

8 years 6ヶ月 ago

アパレル製品の製造と販売を手掛けるアーバンリサーチは7月3日、Amazonマーケットプレイスに出店した。店舗名は「アーバンリサーチ公式ストア」。

アーバンリサーチはAmazonマーケットプレイスに出店。店舗名は「アーバンリサーチ公式ストア」

Amazon内に開設した「アーバンリサーチ公式ストア」(画像は編集部がキャプチャ)

オンラインショップは直営サイト「アーバンリサーチオンラインストア」の運営をはじめ、楽天市場、Yahoo!ショッピング、ZOZOTOWNといった大手ECモールにも出店している。Amazonに出店することで多店舗展開を進めて売上拡大をめざす。

Amazonはファッション分野でも存在感を高めている。GMOメディアが2017年2月に公表した消費者調査によると、10歳代の女性がファッションアイテムを購入したことがあるECモールは「Amazon」が71.9%で最多。

他のECモールの利用状況は楽天市場(61.8%)、Yahoo!ショッピング(23.2%)、ZOZOTOWN(17.6%)だった。

GMOメディアが2017年2月に公表した消費者調査によると、10歳代の女性がファションアイテムを購入したことがあるECモールは「Amazon」が71.9%で最多

ファッションアイテムの購入で利用したことのあるショッピングモール

米Amazonはオリジナルブランドのアパレル販売に力を入れ始めている。2016年2月にオリジナルのファッションブランド7つの取り扱いを開始。ネットショップ担当者フォーラムが連携している世界最大級のネット通販業界の専門誌『InternetRetailer』が2017年4月に報じたニュースによると、オリジナルファッションブランドの第4四半期(2016年10~12月期)の総売上高は、前四半期(2016年7~9月期)比67%増だった。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

特定の期間にGoogle Search Consoleを使い始めたユーザーにレポートが損失する不具合が発生

8 years 6ヶ月 ago

Google Search Console で、特定の期間に新たに利用を開始したユーザーはすべてデータがまったくレポートされないという不具合が発生した。Search Console の障害や更新を案内する Data anomalies のヘルプページに掲載された。

- 特定の期間にGoogle Search Consoleを使い始めたユーザーにレポートが損失する不具合が発生 -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

「Google マイビジネス」に投稿機能

8 years 6ヶ月 ago
グーグルが「Google マイビジネス」に投稿機能を追加。集客の強化が期待できる。
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Google マイビジネスの「投稿」機能でオンラインでの存在感を高めましょう
https://www.ja.advertisercommunity.com/t5/ブログ記事/Google-マイビジネスの-投稿-機能でオンラインでの存在感を高めましょう/ba-p/45752
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noreply@blogger.com (Kenji)

ライブ配信で商品販売、「メルカリ」の新機能

8 years 6ヶ月 ago

メルカリは7月6日、フリマアプリ「メルカリ」の新機能として、ライブ配信を行ながら商品を販売できる「メルカリチャネル」の提供を開始した。ライブ配信機能を実装することで売買を促進、「メルカリ」の流通額拡大を図る。

出品者はライブ配信を行うことで、文章や写真だけでは説明しきれなかった商品の使い方などを伝えることができる。

コメント投稿機能を使って出品者(配信者)と購入者(視聴者)が双方向でコミュニケーションを行うことも可能。視聴者は商品に関する質問などを投稿し、配信者はリアルタイムで返答する。

決済時は商品代金をメルカリが一旦保管し、取引完了後に出品者に売上代金を支払う。匿名での配送も可能。

メルカリは7月6日、フリマアプリ「メルカリ」の新機能として、ライブ配信を行ながら商品を販売できる「メルカリチャネル」の提供を開始

「メルカリチャネル」のイメージ

配信時間は毎日21~22時。開始当初はライブ配信を行えるユーザーを一部の芸能人などに限定している。今後、ライブ配信できるユーザーを増やすという。

ライブ配信を行うのは藤森慎吾、ざわちん、佐野ひなこ、佐野真依子、住谷杏奈、武智志穂、古関れん、松井咲子、山本月、大倉士門、井上苑子、小澤しぇいん、尾崎紗代子、mimmam、紗蘭、永島聖羅、田村淳、道端アンジェリカ、熊田曜子、横澤夏子、ジャングルポケット、パンサーなど(敬称略)。

「メルカリ」のダウンロード数は日米合計で7500万(日本5000万、米国2500万)、月間の流通額は100億円超に達している(同社による公表値)。

中国ではECにライブ配信を活用する動きが数年前から活発化している。KOL(Key Opinion Lieader、インターネット上で影響力を持つ有名人のこと)と呼ばれるインフルエンサーが、大手ECモールのライブ配信機能やライブ配信専用アプリなどを使って商品を販売。1回のライブ配信で数億円を売り上げるケースもあり、人気のKOLは年収が1億円を超えると言われている。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

Advanced Hosting Meetup プログラム、その後の経過報告と新規参加企業のお知らせ

8 years 6ヶ月 ago
ホスティング サービス運営者のみなさまと、Google 検索と相性の良いサービス運営や、サービス上のスパムサイト対策について情報交換、対策実施を進める Advanced Hosting Meetup プログラム。本プログラムについて前回のご報告から 1 年が経過しました。その間、参加メンバーも増え、スパムサイト対策もさまざまな進展がありました。そこでこの 1 年間の活動報告と新規参加企業についてご報告いたします。


2016 年 Advanced Hosting Meetup プログラムの成果

昨年 1 年間を通し、スパム対策手法の情報交換やスパムサイト情報の相互共有にとどまらず、共同でスパム手法の分析やスパムサイト対策を実施するなど参加メンバーの力を合わせさまざまな対策を実施しました。その結果、それぞれのサービス単独では実現できないような成果が、それぞれのホスティングサービスや、Google の検索結果上で確認できました。個々の取組み詳細については、スパム対策のための手の内を明かすことになってしまうので、ここで詳細を語ることはできません。ただ、参加企業が運営するブログサービス上ではスパム行為はやりにくくなっており、そして今後もますますやりにくくなっていくということです。今後も共同でのスパム対策を継続していきます。

新規参加企業のご紹介


前回のアナウンス以降、エキサイト株式会社、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社、LINE 株式会社の 3 社が新たに参加されました。そこで改めて現在の参加企業をご紹介します。

※ プログラム参加企業一覧 (敬称略・50 音順、カッコ内は主な提供サービス名)

Google とプログラム参加企業は、情報を探す検索ユーザーと情報を発信するウェブマスターのどちらにとってもより良い、より健全なウェブ エコシステムの維持、発展を目指して、Advanced Hosting Meetup プログラムを 2017 年も継続して実施していきます。

競争激化のファッションECでマガシークはなぜ成長している?【井上社長インタビュー】 | 通販新聞ダイジェスト

8 years 6ヶ月 ago

マガシークは、親会社のNTTドコモと共同運営する通販サイト「dファッション」の高成長に加え、アパレルブランドや百貨店のEC支援事業が広がっていることもあり、2017年3月期の商品取扱高が200億円を超えた。今年7月にはベクトルグループと組んで古着のECを始めるなど、次の成長を見据えた取り組みにも力を注ぐ。「4期連続の増収増益で足腰がしっかりしてきた」と語る井上直也社長に、前期の総括や今後の成長戦略などについて聞いた。

――配送会社のドライバー不足が深刻で、配送サービスを見直す企業が相次いでいる。

商品を速く届けたり、送料無料にすることが本当に良いことなのかという風潮になってきているのは感じる。ただ、なるべく送料無料がいいし、なるべく早く商品を手にしたいというお客様のニーズは変わっていないと思う。当社としては極力、そうした期待に応えていきたい」

――全品送料無料の看板は下ろさないのか。

「すでに『dファッション』は1年くらい前から3000円未満の購入時に送料を頂いており、現時点で全品送料無料を掲げているのは『マガシーク』サイトだけ。実際には3000円未満の商品は少なく、仮に全品送料無料をやめても影響は小さいと見ている」

競争激化のファッションECでマガシークはなぜ成長している?【井上社長インタビュー】
マガシークの井上直也社長

――前期の業績は。

商品取扱高ベースでは16年3月期の約170億円に対し、前期は200億円を超えるという目標を立てていたが、クリアできた。売上高ベースでも前年の約157億円に対して約181億円となった。利益面についても、税引後利益では過去最高の約4億3000万円で着地した」

――「dファッション」が好調だ。

「『dファッション』は前年比50%近く伸び、引き続き成長のけん引役となった。ドコモもプロモーションにはかなり力を入れており、サイトへの導線が力強く、来訪者数が大きく伸びた。『マガシーク』と『dファッション』で扱う商品の大半は共通しているが、徐々に各売り場の品ぞろえを分けてきていることも功を奏した。ただ、『dファッション』では、今まであまり売れていなかった百貨店ブランドなど、『マガシーク』が得意なゾーンの商品も売れるなど、裾野は広がっている」

――主力の「マガシーク」の伸びは。

「『マガシーク』はかなり高い目標を設定していて、そこまでは届かなかったが着実に成長を続けている。アウトレット品を販売する『アウトレットピーク』も大きく伸びている」

――「マガシーク」のプロモーションは。

「昨年8月から割引クーポンを導入したが、『アウトレットピーク』も含めて想定以上に大きな効果があった。これまでは、15周年に合わせて予約販売商品は15%のポイント還元を行うなど、還元率を高めるプロモーションが多かったが、ポイントはその場で安くなるわけではない。その点、クーポンは2000円や3000円がその場で割引きになるため、お客様の背中を押すきっかけとしてはポイント還元よりも効果が高い。昨年夏以降はポイント還元施策を絞ってクーポンをメインに取り組んだ」

――「dファッション」の販促については。

「『dファッション』はポイント20倍とクーポン施策を同時に行うなど大盤振る舞いのプロモーションを実施したことで、新しいお客様がかなり増えたし、リピートも好調だ。客単価は『マガシーク』と比べると低いが、頻繁に買って頂いている。購入頻度が高いのは、ポイント施策が機能していることと、『dファッション』のお客様は割と流行り物への反応が早く、話題になったスニーカーや腕時計などが大きく動く傾向にある

――「アウトレットピーク」の売れ筋は。

「『アウトレットピーク』は元々の単価が高い商品や、働く女性が好むブランドのアウトレット品が売れる。3サイトで少しずつ客層が異なり、良いポートフォリオになってきている。そうした部分が品ぞろえの違いに出てきており、MD部隊も従来は3サイト共通で見ていたが、『dファッション』の高成長が続いていることから今年4月に『dファッション』専任のMD部隊を新設し、さらに伸ばせる体制とした。各MDが担当するサイトごとに、新規取引先の開拓に動いている」

――他社サイトとの差別化に向けては。

「『マガシーク』でしか買えない商品を提供するために、ネバーセイネバーさんのブランド『スタイルデリ』とマガシーク専用アイテムを11型展開し、『スタイルデリ』のブログでもコラボ企画の取り組みを発信してもらったこともあり、非常に反応が良かった。昨今はブランドさんとの在庫・商品データ連携の流れもあって、ファッションECモールが品ぞろえで差別化を図ることが難しくなっている。当社がオリジナルブランドを作ることはあまり考えていないが、主力の取引先ブランド組んで独自のMDを打ち出していきたい

特別撮影でクリック数増加、7月に古着のECを開始

――キュレーションサイト「マガカフェ」は。

「昨年4月から1年間取り組んでみて、『マガカフェ』の来訪者数は想定通りだったが、『マガシーク』への流入は少なく、売り上げ貢献度が低かったため今後の戦略を見直しているところだ。記事自体は悪くなかったと思うし、福袋など特定の話題では売り上げにつながることもあったが、消費者が“欲しい”と思う瞬間を演出する記事を量産することは難しい。今期の新客開拓の予算は『マガカフェ』以外に振っていて、ウェブ広告などを増やしていく」

――「マガシーク」内で商品の魅力を高めるコンテンツ作りは。

特別撮影にはかなり力を注いでいる。月2回、何品番か選んでロケ撮影やスタジオ撮影を行いながら相当凝った写真に仕上げていて、その代り、その商品の在庫をたくさん積んでもらう交渉をブランドさんと行う。特別撮影した商品のクリック数は通常撮影の商品と比べて2~3倍多くなり、販売にもつながっているため、今期から特別撮影の専任チームを作った。撮影回数も2回から4回に増やす。競合のモールと差別化できる商品画像にこだわり、動画も含め、よりお客様が買いたくなる瞬間を演出する

――メールマーケティングの成果も出ている。

「1to1マーケティングではシナリオを作って結果を検証し、良いものを残して次のシナリオを作るということを繰り返すが、精度とスピードはかなり改善している。ケータイのマーケティングが得意なドコモからさまざまなアドバイスをもらい、当社の『dファッション』チームが真っ先に結果を出し、『マガシーク』などに応用している。また、メルマガ制作で時間がかかっていた部分を分析し作業内容を見直したことで、担当者をさほど増やさなくてもメルマガの本数はこの1年で2倍以上になっている」

――EC支援事業も案件が増えている。

「ブランドさんは自社ECを強化してもっとジャンプアップさせたいと考えているので、EC支援の商談は非常に活発で、波がきていると感じる。自社ECの開発・運営を受託したブランドさんの商品は当社の倉庫で保管するため、在庫量自体が増えることで『マガシーク』での販売強化にもつながる。ブランドさんの自社ECを伸ばすためにもいろいろなアドバイスをしており、高級婦人服を手がけるレリアンさんや、ロンドン発のライフスタイルブランドを展開するキャスキッドソンジャパンさんなどのECは想定以上に伸びている」

――百貨店のEC支援にも積極的だ。

「前期は三越伊勢丹ホールディングスさんや阪急阪神百貨店さんのEC支援を始めたが、品ぞろえを絞るのではなく、各百貨店で取り扱いのないブランドも販売するなど間口を広げられれば、もっと伸ばせると思う」

――新しく挑戦したいことは。

「今期は古着などのユーズド事業を始める。ベクトルグループさんと組んで当社のお客様から本格的に中古品を集める。従来のトレジャーファクトリーさんとの連携では買い取り商品を渡すだけだったが、今回のスキームではベクトルさんが買い取った商品を当社の『アウトレットピーク』で販売する。ささげ業務や査定が終わったユーズド品は当社の物流センターに保管して一定期間、商品を独占的に販売できる。それ以降はベクトルさんの古着通販サイト『ベクトルパーク』や彼らの連携先ECモールでも販売する。ゆくゆくはベクトルさんが独自で買い取った商品も、当社のお客様に人気のブランドや状態の良いアイテムであれば『アウトレットピーク』で販売していく計画もある。まずは、ユーズド品の買い取りを6月7日から、販売は7月から始める。控えめな計画ではあるが、今年度中に月間2000点の販売を目標にしている」

競争激化のファッションECでマガシークはなぜ成長している?【井上社長インタビュー】
ベクトルグループと協業し、マガシーク会員向けの買取サービス「マガシーク ブランド古着買取サービスsupported by フクウロ」を開設(画像は編集部が追加)

――単独で展開する選択肢はなかったのか。

「ブランド品の買い取りには査定のノウハウが必要で、査定や古着のささげに慣れたベクトルさんとタッグを組んだ。当社はサイトでの告知はもちろん、商品購入者にチラシを同梱するなどして従来よりも古着の調達に力を注ぐ。『アウトレットピーク』で古着を販売するが、ブランド数や商品点数が増えてくればユーズド専用の売り場を設けることも視野にある」

――オンラインレンタル事業も検討していた。

「ファッションレンタルの事業化も検討してきたが、返却された商品でレンタルに回せないものの出口戦略が難しかった。古着のECがあれば出口になり得る。レンタルも諦めたわけではないが古着が先と判断した」

――今期の目標は。

18年3月期は取扱高で250億円を目指したい。引き続き『dファッション』が成長ドライバーとなり、EC支援も大きく伸ばしたい。前期で4期連続の増収増益となり、足腰がかなりしっかりしてきたため、次のチャレンジに向けて布石を打つ1年にしたい」

通販新聞

スピード配送の取りやめが加速――楽天ブックスも当日配送を終了、配送会社の要請受け

8 years 6ヶ月 ago

楽天ブックスは7月18日、オンライン書店「楽天ブックス」で提供しているスピード配送サービスを終了する。提携先の配送会社から配送業務見直しの要請を受けたのが理由。

午前中までに注文を受けると、送料・サービス手数料無料で翌日中に商品を届ける「あす楽」配送サービスは継続する。

終了するスピード配送サービスは、注文当日に配送する「あす楽 当日便」(利用料金は税込498円)、午後11時59分までに注文を受けると翌日中に商品を届ける「あす楽 翌日便」(同350円)。

一部地域を対象に2015年からサービスを展開していた。

楽天ブックスは7月18日、オンライン書店「楽天ブックス」でのスピード配送サービスを終了する

「楽天ブックス」でのお知らせ(画像は編集部がキャプチャ)

楽天ブックスのECサイトを見ると、配送会社はヤマト運輸と提携していると見られ、「宅急便」または「ポスト投函配送」で配送している。

配送を取り巻く環境を巡っては、EC市場の拡大により物量が増加している一方で、物流業界は労働人口減少による労働需給の逼迫など、厳しい経営環境が続いているという。

ヤマト運輸は労働力確保に向けて職場環境を改善、社員の新しい働き方を創造するために、「働き方改革室」を本社内に新設するなど働き方改革を推進している。スピード配送の対応見直しをクライアントに要請しているのはその一環。

増えるスピード配送を取りやめる企業

当日配送といったスピード配送を取りやめる動きが相次いでいる。

アスクルは「LOHACO」で提供していた当日配送サービス(AIを活用した独自の配送サービス「Happy On Time」は除く)を5月に休止。スタートトゥデイは6月12日、関東エリアで展開していた受注当日に商品を配送する当日配送の受付、および配送を停止した。

アパレル通販などのクルーズも5月、アパレルECモール「SHOPLIST」での当日配送サービスを廃止している。

オルビスも6月17日に一部地域で展開していた当日配送サービスを取りやめた。

ある通販・EC会社は「ECの拡大による運送業界の疲弊は、自社も関与する社会的な問題と捉えなければならない」と指摘。配送キャリアの要請に応える形で、当日配送の取りやめに足並みをそろえ始めている。

スピード配送に関しては、消費者庁が2016年に発表した資料が興味深い。「2015年度消費者意識基本調査」によると、「追加料金が掛かるなら、最速のタイミングで受け取らなくてもよい」と回答した人の割合が60.8%にのぼった。

消費者庁が2016年に発表した「2015年度消費者意識基本調査」によると、「追加料金が掛かるなら、最速のタイミングで受け取らなくてもよい」と回答した人の割合が60.8%にのぼった

最速のタイミングと追加料金との選択(画像は消費者庁の資料をキャプチャし一部を編集部が加工)

「確実に最速のタイミングで受け取るための追加料金の支払は、品目や状況によって使い分けたい」と回答した人は32.8%。

追加料金が掛かっても、確実に最速のタイミングで受け取りたい」と回答した人の割合は5.4%にとどまっている。
 

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

瀧川 正実

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