みんなの銀行の基幹システムを開発するゼロバンク・デザインファクトリー、フルクラウド型銀行システムの外部提供を開始

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2022年11月08日(火)
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(取締役社長 五島 久)傘下で、株式会社みんなの銀行(取締役頭取 永吉 健一、以下「みんなの銀行」)の基幹システムを開発・運営するゼロバンク・デザインファクトリー株式会社(取締役社長永吉 健一)は、アクセンチュア(代表取締役社長江川 昌史、以下「アクセンチュア」)と共同開発したフルクラウド型の銀行システム(以下「本システム」)を、国内外の金融機関および新たに銀行サービスの導入を目指す非金融事業者に向けて提供開始します。  本システムの提供を通じて、国内外の金融業界におけるデジタル変革を推進することで、ミッションとして掲げる「みんなに価値あるつながりを。」の実現を目指します。






提供システムの概要

本システムは、みんなの銀行向けに開発したものをベースとしており、金融機関や非金融事業者は、銀行システムをゼロから短期間でクラウド上に構築することで、個々のお客さまに最適化された金融サービスの迅速な拡充、並びに革新的なデジタルサービスや顧客体験を通じて企業価値の向上をもたらすことが可能になります。

また、本システムによって、全ての銀行サービスをスマートフォン上で完結させることができ、操作性に優れたユーザーインターフェースや、口座開設、預金、為替取引、ローンの借り入れなどをフリクションレスに実現する機能が提供されます。

さらに、入出金や利息・手数料計算などの勘定処理、預金者の利用状況などをデータとして可視化する
分析エンジンなどが組み込まれており、導入企業の顧客ごとに、よりパーソナライズされた提案につなげることも可能です。

技術的な特徴

本システムはパブリッククラウドを利用することでスケーラビリティ・耐障害性・柔軟性を担保したアーキテクチャとなっており、その上に構築しているアプリケーションは、マイクロサービス・APIアーキテクチャで疎結合な設計とすることで、柔軟に機能開発を行うことができます。開発に際して、パイプラインや資産管理等、効率的にシステム開発・運用を行えるアセットも備えています。

また、世界トップレベルのセキュリティ規格「FAPI」に準拠したAPI連携システムであるBaaS基盤は、API提供先事業者や新たなサービス創出を志向する提携事業者と容易に連携することが可能です。
尚、本システム構築の取組みは、「Japan Financial Innovation Award 2020」で大賞を受賞しました。




ゼロバンク・デザインファクトリー株式会社 取締役社長 永吉 健一 コメント(株式会社みんなの銀行 取締役頭取)

国内初のデジタルバンクとして2021年5月に開業したみんなの銀行は、開業から約1年で公式アプリ100万ダウンロード、口座開設40万件を達成するなど、コアターゲットであるデジタルネイティブ世代から大きな支持をいただいています。

当社はこの間もアクセンチュアと連携し、デジタルバンクに求められるシステムや機能、デザインなどに関する技術や知見を蓄積・アップデートしてきました。その中で、このフルクラウドのシステムが銀行業務への進出を目指すさまざまな企業の課題を解決できるソリューションになれると確信しています。

当社の成功体験を幅広い業界のお客さまに共有することで、国内外におけるデジタルバンクの発展に少しでも貢献できれば幸いです。
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