【株式会社イノベーション、M&A仲介支援業に参入】M&A事業専門子会社「株式会社Innovation M&A Partners」を設立

イノベーション
株式会社イノベーション（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長:富田直人、証券コード：3970）は、事業承継およびM&A支援の専門子会社となる株式会社Innovation M&A Partnersを新たに設立し、2020年10月1日より営業を開始したことをお知らせいたします。



■設立の背景
近年国内のM&A件数は増加傾向にあり、日本の上場企業が関連したM&A件数として2019年は過去最高の4,088件となりました。しかし、中小企業の事業承継においては、2025年に経営者が70歳以上となる約245万社のうち半数以上の127万社で後継者が未定で、中小企業の「2025年問題」ともいわれるほど注目されています。

このような社会的課題を解決するために、第三者承継の手段としてのM&Aを仲介・支援する事業者が果たせる役割の社会的意義が高まっているといえます。
（参考：経済産業省 中小企業庁「事業承継・創業政策について」平成31年2月5日発表）

（図：国内M&A件数の推移（データ引用元：レコフM&Aデータベース）


■イノベーショングループのM&A事業参入の意味
M&Aは、既存の経営資源を次世代の経営者や組織に引き継ぐことです。現在のM&A市場は、数十万円から数百万円という小規模案件も増え、その裾野が拡大しています。M&Aで経営権を取得し「会社を経営する」ことは、個人にとって「起業」に並ぶ選択肢となりつつあり、事例も増えています。

当グループでは、M&A事業を通じて、こうした個人の「働く」を変えることや「成長機会の提供」につなげたいと考えています。また、当グループが持つ顧客資産や営業・デジタルマーケティングの知見を活かし、M&Aソーシングの効率化や業界特有の課題の解決など、新たな価値を提供してまいります。


■株式会社Innovation M&A Partnersのミッション
「企業の持続的成長を追求するアドバイザリー集団」
国内のM&A案件が増加しているものの、欧米と比較すると、日本は会社の売買に対しまだまだ消極的です。特に事業承継ニーズの高い中小企業の多くでは、M&Aの有効性が正しく理解されているとはいい難い状況にあります。結果として、M&A実行は、アドバイザーの恣意性により事業規模、業種、エリアなどに大きな偏りがあり、潜在的なニーズが放置されているといえます。

Innovation M&A Partnersでは、小規模案件への積極的な取り組みをはじめとして、このような偏りを是正し、M&Aニーズの顕在化を図ってまいります。そして、企業の持続的成長を追求するアドバイザリー集団として、高い倫理観と献身性をもち、株式の承継だけでなく、経営資産を適切に引き継ぎ、企業や事業の持続的成長を支援してまいります。


■今後の展望
事業承継問題では、収益性や生産性の高い優良企業の廃業という社会的な負が生じています。株式会社東京商工リサーチの2019年「休廃業・解散企業」動向調査によると、年間4万社にのぼる休廃業企業の約6割が黒字企業です。
今回のM&A仲介支援事業専門子会社の設立により、M&Aの仲介・支援にとどまらず、中小企業の事業承継での親族・従業員承継の支援や、相続税対策による事業承継促進など、優秀な中小企業の経営資源を次世代に引き継ぎ、継続的発展に寄与して参ります。なお、本件子会社化に伴う 2021年３月期の連結業績に与える影響は軽微です。


■株式会社Innovation M&A Partnersについて
所在地　　　　　　：東京都渋谷区渋谷3-10-13 TOKYU REIT 渋谷R ビル3F
設立　　　　　　　：2020年5月25日
代表取締役社長　　：木村 秀平
電話番号　　　　　：03-6427-3625
URL　　　　　　　：https://www.ma.innovation.co.jp/





■株式会社イノベーションについて
所在地　　　　　　： 東京都渋谷区渋谷3-10-13 TOKYU REIT 渋谷R ビル3F
設立　　　　　　　： 2000年12月14日
代表取締役社長　　： 富田 直人
URL　　　　　　　： https://www.innovation.co.jp/
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