コロナが夫婦関係に与える影響とは?コロナ感染拡大後に初めて離婚を考えた方は全体の約半数。コロナ離婚の原因と対策を徹底調査。
株式会社カケコム
コロナの影響でネガティブな思考が強くなり、離婚を考えた方は100名中34名。外出自粛により一人になれないストレスから離婚を考えた方は100名中31名。コロナが夫婦に与える影響が明らかに。
弁護士相談プラットフォーム「カケコム」を運営する株式会社カケコムは、コロナ離婚を考えたことがある方(実際に離婚した方を含む)100名を対象に「コロナ離婚に関するアンケート」を実施しました。アンケート結果をもとに、コロナ離婚の原因と対策について解説していきます。夫婦関係にお悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
昨今、新型コロナウイルス蔓延による外出自粛で、夫婦が離婚を考えたり、実際に離婚してしまったりする「コロナ離婚」が増えています。その主な原因としては、夫婦や家族で家に居る時間が増えたり、経済面に影響が出ることで、喧嘩や家庭内暴力等が発生しやすくなるといったことが考えられています。
経済面・生活面で様々な影響が出ている中で、家庭内不仲が起きることはある程度しかたがないとも言えるかもしれませんが、できることなら離婚せず、仲良く暮らしていきたいですよね。
こうしたコロナ離婚を防ぐためには、まずはコロナ離婚が起きる原因を理解することが大切です。
そこで今回カケコムでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、離婚を考えたことがある方(実際に離婚した方を含む)100名を対象に、コロナ離婚を考え出したきっかけや、夫婦関係修復のために行ったことなどに関するアンケートを実施しました。
本記事では、コロナ離婚の原因と対策について、実際の声もまじえながら解説していきます。
コロナ感染拡大を通して夫婦関係に悩んだ方、離婚問題で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
コロナ感染拡大により大変な状況が続いていますが、ぜひ夫婦で協力してこの危機を乗り越えていきましょう。
【コロナ離婚に関するアンケート 調査概要】
下記は、今回実施したアンケートの調査概要になります。
コロナ離婚を考えたことのある人のうち、離婚に至ったのは…?
今回カケコムでは、前述した通り、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、離婚を考えたことがある方100名を対象に、コロナ離婚に関するアンケートを実施しました。
まずは、コロナの影響を受け、離婚を考えたことのある方の中で、最終的に離婚に至ってしまった方はどれくらいいるのかみていきましょう。
アンケートの結果、新型コロナウイルス感染拡大の影響で離婚した方は5%、離婚を考えたがしていない方は95%となりました。
外出自粛により夫婦共に過ごす時間が増え、ふとしたときに「離婚」の2文字が頭をよぎっても、実際に離婚まで至ったケースはそれほど多くないようです。
次に、コロナの影響で離婚を考えた、または離婚に至った方は、コロナ感染拡大前から離婚を考えたことがあるのか、それともコロナ感染拡大後初めて、離婚を考えたのか、気になるところですよね。
アンケートにて、コロナ感染拡大前にも離婚を考えたことがあるのか、伺った結果がこちらです。
コロナ感染拡大後初めて考えた方が47%、コロナ感染拡大前から何度か考えたことがある方は40%、コロナ感染拡大前から頻繁に考えていた方が13%となりました。
本記事を読んでいる方の中にはもしかすると、「コロナ離婚なんて、もともと夫婦仲がうまくいってなかった人たちでしょ」と思っている方もいるのではないでしょうか?しかし今回のアンケート結果を見ると、コロナの影響で離婚を考えた方のうち約半数は、コロナ感染拡大後に初めて離婚を考えていたことがわかります。
では、最終的に離婚に至った方の場合はどうでしょう?コロナ感染拡大前に離婚を考えた方が多いのでしょうか?
結果としては「コロナ感染拡大後初めて考えた」との回答が40%、「コロナ感染拡大前から何度か考えたことがある」との回答が20%、「コロナ感染拡大前から頻繁に考えていた」というものでした。
最終的に離婚に至った方の場合をみても、やはりコロナ感染拡大後初めて離婚を考えたという方が一定数いらっしゃることがわかります。
このことから、コロナ離婚は決して他人事ではなく、どの夫婦にも起こり得ることだと言えるでしょう。
コロナ離婚を考えるきっかけは
次に、コロナ離婚を考えた方たちは、どういったことがきっかけや理由となって離婚を考え始めたのか、アンケートにて伺いました(選択形式、複数選択可)。
その結果、コロナの影響でネガティブな思考が強くなってしまったと回答した方が100名中34名、一人の時間が取れなくなってしまったとの回答が31名、ストレスによる暴力や不仲が29名、コロナに対する衛星間や倫理観の違いが27名、夫婦の働き方に対する意識の違いが24名、コロナの影響による経済的困窮が18名となりました。
「コロナの影響でネガティブな思考が強くなってしまった」と回答した方の声
コロナ離婚を考えた理由として最も多かったのが、コロナの影響でネガティブな思考が強くなってしまったという回答でした。
回答者の声を聞いてみると、すぐに経済的困窮へ直結しないような状況だとしても、仕事がなくなってしまったり、収入が減ってしまったことで、将来への不安やストレスを感じるようになったとの意見が多くあがりました。
30代男性
コロナの影響で経済的に不安が強くなり、その不安に対する捉え方と対策や危機感に関する価値観の違い。
30代女性
コロナの影響で収入が減ったことで、家計の話をした時にお互いの考えのすれ違いが生じて口論になってしまいます。
30代女性
今まで朝から夜まで仕事に行っていたのが、コロナの影響で昼から夕方までというバイトのような仕事だったり、1日休みがあったりと日頃家にいない人がいるだけで息が詰まります。給料もかなり下がったので、それだけでイライラするしいっそ離婚しようかと考えました。
また、コロナ感染への不安がストレスとなり、離婚を考えるようになったとの声も寄せられました。
40代女性
毎日TVで暗いニュースが流れ、気持ちも暗くなりがちで、お互いにずっと一緒に居ることでストレスになり、喧嘩が増たのと、この先の生活や環境が変わって行くことに不安を感じるようになり、離婚を考えてました。
30代女性
コロナ感染への不安や、仕事の負担増により、夫がメンタル系の病気になってしまった。夫の真面目すぎる性格や、コロナが流行しているこの状況では仕方のないことだとは思いつつ、何日も寝たきりで何もできない夫の姿を見ていたら、家事や子育てでいっぱいいっぱいな私も気持ちが不安定になってしまいそうで、いっそこのまま離婚してしまえば楽になるのかなと何度も思ってしまった。
「一人の時間が取れなくなってしまった」と回答した方の声
「一人の時間が取れなくなってしまった」と回答した方の中には、仕事の休業や外出自粛により、夫婦共に家で過ごす時間が長くなり、ずっと一緒にいることでイライラしたりストレスを感じてしまったといった意見が目立ちました。
40代女性
主人が在宅勤務をするようになり、主人が私のことを常に監視しているような気がして、ストレスを感じるようになりました。
40代男性
テレワークで自宅にいる時間が長くなり、相手のことを細かく知ってしまったのがきっかけです。昼間の時間は会社で過ごしていたことが、家庭の中で再現できないストレスからイライラが始まりました。また、狭い家の中に24時間夫婦でいることに疲れてしましました。
中には、今回外出自粛により夫婦で過ごす時間が増え、ストレスを感じたことで、老後の生活への不安を覚えたといった声も寄せられました。
30代女性
共働きのため、今までこんなにも長い間一緒にいることがありませんでした。ただでさえ、家事の邪魔になることの多かった夫が、毎日のように何もせずにぐーたらと、横にいるとそれだけでストレスが溜まります。老後のいいシミュレーションになったというか…。というよりも、この段階でこんなにもイライラしてたら、ほんと、老後どうなるんだろう。それを考えるとますます離婚に対する気持ちが高まってきます。
40代女性
離婚しようと思った理由は、ずっと一緒にいることによりストレスが溜まりこのことが一生続くのかと思うと離婚をしたくなった。
「ストレスによる暴力や不仲」と回答した方の声
ストレスによる暴力や不仲を理由に離婚を考えた方の中には、コロナの外出自粛の影響によりパートナーから暴言・暴力を受けるようになった、または暴言暴力が悪化したといった声が多く寄せられました。コロナの外出自粛によるDV急増は、日本だけでなく世界中で問題になっています。
30代女性
数年間私はDVを受けていましたが、コロナの影響で在宅の時間が増えた夫のストレスを強め、DV被害が増したからです。
30代女性
夫が在宅勤務になり、仕事がうまく進められないということから暴言や暴力を受けるようになりました。私だけでなく子供にも暴言を吐くようになったのでその時に初めて離婚を考えるようになりました。
また、コロナへの不安や外出自粛で気分転換できないストレスから、夫婦間で口論が増え、離婚を考えるようになったとの声も多くあげられました。
30代男性
お互いリモートワークになり常に顔を合わせるようになった。外出自粛で、ストレスも増え口論が絶えない日々が続きました。
20代女性
ずっと一緒の時間を過ごしているうちに家事を手伝わなかったりゲームばかりしているのが嫌になってきた。注意すると口論になる。
「コロナに対する衛生感や倫理観の違い」と回答した方の声
コロナに対する衛生感や倫理観の違いから離婚を考えた方の中には、手洗いうがいや外出自粛といったコロナ対策に関して夫婦間に意識の差があることから、不満が溜まっていったケースが多くあげられました。
40代男性
妻が真面目にコロナ感染防止対策に協力しようとしないので嫌になってきた。
50代女性
外出しているのに、衛生面で手を洗わなかったりう、うがいをしなかっり汚すぎる。
また、夫婦間に小さい子どもがいる場合は、パートナーがコロナ対策に協力してくれないため、子どものためにも離婚を考えた方も一定数いらっしゃるようです。
20代男性
コロナが広まっていて、子供もいるのに、平気で手を洗う前に子供を触ったり、くしゃみしたりすることにイライラしたから。子供を守りたいと思った。
30代女性
東京都でかなりコロナが流行っていた時、送別会だからと言って都心に飲みに行ったから。小さな子供がいるのに自分のことしか考えず、家族を危険にさらしたから。
「夫婦の働き方に対する意識の違い」と回答した方の声
夫婦の働き方に対する意識の違いから離婚を考えた方の中には、コロナの外出自粛によりリモートワークが行われるようになったことから、夫婦間で仕事と育児家事のバランスの取り方が異なることから、不平不満がたまり、離婚を考えるようになったとの声が多くあげられました。
30代女性
子どもがいるのですが、家にいても、互いに仕事をしているのに世話は夫が殆ど全くしなかったから。
40代男性
奥さんが医療従事者のために、コロナのせいで病院の他の部署も忙しくなり、帰りが遅くなることが多く家事や子育ての負担が全てこちらに来た。
「コロナの影響による経済的困窮」と回答した方の声
コロナの影響による経済的困窮により離婚を考えた方としては、コロナの影響による解雇や休業から収入が大幅に減ってしまい、生活を維持することが難しくなり、離婚を考えたといった声が寄せられました。
30代女性
コロナの影響で旦那が自宅待機になり、私は産休中という事もあり毎日ずっと一緒にいる事でストレスが溜まり些細な事で喧嘩になる事が増えました。また旦那が自宅待機中無収入だったので収入が激減したのも離婚を考えたきっかけです。
40代男性
コロナの影響により私の仕事が無くなり嫁だけが働きにいっており、家賃等生活費が厳しくなりこのままだと考えるというところまで到達しました。幸い離婚には至らずなんとかやっておりますが、生活がギリギリなのは変わりません。
コロナ離婚を防ぐためにできる対処法
ここまで、コロナ離婚を考えるきっかけに関してご紹介してきました。しかしできることなら、夫婦で協力してこの苦しい時期を乗り切っていきたいですよね。コロナ不況や外出自粛のストレスがある中、夫婦円満に過ごしたり、夫婦関係を修復するためにできることはないでしょうか?
カケコムでは次に、コロナ離婚を考えたことがある方に、夫婦関係を修復するために何をしたのか、伺ってみました。
その結果、「できるだけリラックスするようにした」との回答が100名中44名、「一人の時間をつくるようにした」が41名、「家族間のコミュニケーションを増やした」が30名、「夫婦で家事の分担を決めた」が16名、「経済面の不安に対処した」が11名、「不安を煽るような情報を鵜呑みにしないよう気を付けた」が8名、「特に何もしていない」が10名となりました。
ここからは、夫婦関係修復のために、具体的にどういったことをしたのかや、その結果夫婦関係は改善したのかなどの、アンケート回答者の実際の声をご紹介していきます。
「できるだけリラックスするようにした」と回答した方の声
「できるだけリラックスするようにした」と回答した方からは、趣味など自分の好きなことをする時間をつくり、ストレス発散をしたり気を紛らわしたという声があげられました。そうすることでストレスが軽減したり、夫婦関係が改善したりといったケースも実際にあったようです。
40代女性
できるだけ一人で黙々とよむことができる本や、ネット遊びをして気分転換を図りました。
30代男性
外出自粛でしたが、逆にお互いの時間が増えたので、一緒にウォーキング等をしだして口論も少なくなり離婚は考えなくなりました。
「一人の時間をつくるようにした」と回答した方の声
ずっと夫婦2人でいることに息が詰まる、ストレスが溜まるという方は、意識して部屋に一人でいる時間をつくったり、外に出かけたりと、一人の時間をつくるようにすることで、ストレス軽減になったケースもあるようです。
20代女性
主人と物理的な距離を取ることで、冷静に物事を考えるようにした。
20代女性
一緒にいるとイライラするのでなるべく違うお部屋で過ごすようにしました。
「家族間のコミュニケーションを増やした」と回答した方の声
パートナーに対して何かしら不満を持っている方は、夫婦で話し合う時間を取るようにしたとの回答が多くありました。普段自分が思っていることや「できればこうしてほしい」といったことを言葉にして伝えることで、夫婦間の理解が深まり、夫婦関係の改善ができたとの声が多く寄せられました。
30代女性
夫婦で話し合い、夫も「つい無意識のうちにストレスをぶつけてしまった」と考えを改めてくれたことで離婚の危機は免れました。
30代女性
子供を連れて行こうとする主人にまず呆れてイライラしていたのですが、ちゃんと言葉にしてその行動がおかしいことを話し合いました。すると、私が主人の行動を邪魔したいんじゃなくて、家族のことを考えているということが分かったみたいで、主人の行動も変わりました。
また、夫婦共通の趣味をつくったり、一緒にウォーキングなどの運動をすることでコミュニケーションを取り、夫婦関係を修復した方もいらっしゃいました。
40代女性
自粛期間に断捨離したものを出品するメルカリを主人と私で始め、共通の話題が増えたので、同じ趣味を持つと良いと思った。
30代女性
とりあえず毎日のようにコミュニケーションを取ることで働き方や家族の価値観をすり合わせることできたから良かったです。
「夫婦で家事の分担を決めた」と回答した方の声
パートナーの仕事と育児家事とのバランスに不満を持っている方や、よく喧嘩するといった方は、夫婦で家事分担について話し合うことで夫婦関係修繕を図っていました。その際は不満を言うだけでなく、どうしたらいいかを相手に伝えることで、関係改善ができたとの声もありました。
20代女性
一度落ち着き、注意するだけではなく何をしてほしいかはっきりと伝えた。ありがとうと伝えると前よりもゲームの回数が減ってきた。
30代女性
在宅勤務の日には夫に昼食を作ってもらうようにしたら、その新しく覚えたメニューが美味しく、私自身も楽になりました。
「経済面の不安に対処した」と回答した方の声
コロナの影響で収入が減った家庭など、経済的な不安がある方は、国の補償制度の利用を検討することで、精神的な余裕を持つことができ、夫婦関係が改善したとの声が寄せられました。
30代女性
国の補償制度と主人の再就職でなんとか危機から脱却することができました。
50代男性
妻がやっていたフリーランスの仕事が、コロナの影響で完全になくなった。早期収束を想定していたが徐々に現状に不安になっていったらしく、普段は何の話もしなかった妻が、私に相談するようになり、制度の利用の検討など、頼りにしてくれることで、お互いが歩み寄り夫婦間のぎすぎすした関係がなくなっていった。
その他にも、アルバイトや副業を始めることで、経済面の不安に対処する方もいらっしゃいました。
40代男性
収入が減った分、自分が知り合いに頼みこみアルバイトをして減った分を補うようにしたため離婚を回避した。
20代男性
副業を今までしていなかったのですが、これを機に始めました。最初はお金の為でしたが、実際やってみると自分の時間の確保にも繋がるので精神的にも安定しました。
「不安を煽るような情報を鵜呑みにしないよう気を付けた」と回答した方の声
昨今ネットなどに溢れる不安を煽るような情報は、無意識のうちに心の余裕をなくさせ、夫婦関係に悪影響を与えているケースもあります。そのため、そうした情報を必要以上に見ないように気をつけたり、鵜呑みにしないように意識することで、夫婦関係が改善されるケースもあるようです。
20代女性
ネットで流れている情報を見ないようにする為にTwitterのアカウントを消去しました。他人の意見に流されないようにしました。又、今まで倉庫として使っていた部屋を掃除して私の部屋をつくりました。自分の時間ができ、離婚するのを辞めようと決意しました。
30代女性
ワイドショーなどを一歩引いて見るようにしました。ネット掲示板はあまり見ないようにしました。
コロナ離婚の原因と対処法について、いかがでしたか?
本記事が少しでも、夫婦関係で悩んでいる方の助けになれば幸いです。
もしコロナ離婚を考えた際には、一度冷静に考えてみることが大変重要です。そのためには、一人で悩むのではなく、第三者へ相談することが有効になります。
そんなときはぜひ、弁護士への相談も検討していただきたいと思います。まったく利害関係がない第三者、且つ類似案件に関する経験がある弁護士に相談することで、あなたの状況にあったアドバイスがもらえ、あなた自身も冷静になれるはずです。
勢いで離婚してしまい、のちに後悔することなどないよう、まずはお気軽にお悩みをご相談ください。
弁護士をご検討の際には、ぜひカケコム在籍弁護士をお頼りください。
https://www.kakekomu.com/search?cat=1
この調査については、カケコムの記事(https://www.kakekomu.com/media/51579/)からご確認いただけます。
データを引用される際は、出典元として必ずこちらのURL(https://www.kakekomu.com/media/51579/)をご記載いただきますよう、お願いいたします。
◆株式会社カケコム概要
会社名:株式会社カケコム
所在地:150-0043東京都渋谷区道玄坂2-11−4 ストークビル道玄坂801号
代表者:代表取締役CEO 森川 照太
設立:2016年5月2日
会社URL:http://company.kakekomu.com/
事業内容:トラブル解決のプラットフォーム「カケコム」の運営・開発
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コロナの影響でネガティブな思考が強くなり、離婚を考えた方は100名中34名。外出自粛により一人になれないストレスから離婚を考えた方は100名中31名。コロナが夫婦に与える影響が明らかに。
弁護士相談プラットフォーム「カケコム」を運営する株式会社カケコムは、コロナ離婚を考えたことがある方(実際に離婚した方を含む)100名を対象に「コロナ離婚に関するアンケート」を実施しました。アンケート結果をもとに、コロナ離婚の原因と対策について解説していきます。夫婦関係にお悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
昨今、新型コロナウイルス蔓延による外出自粛で、夫婦が離婚を考えたり、実際に離婚してしまったりする「コロナ離婚」が増えています。その主な原因としては、夫婦や家族で家に居る時間が増えたり、経済面に影響が出ることで、喧嘩や家庭内暴力等が発生しやすくなるといったことが考えられています。
経済面・生活面で様々な影響が出ている中で、家庭内不仲が起きることはある程度しかたがないとも言えるかもしれませんが、できることなら離婚せず、仲良く暮らしていきたいですよね。
こうしたコロナ離婚を防ぐためには、まずはコロナ離婚が起きる原因を理解することが大切です。
そこで今回カケコムでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、離婚を考えたことがある方(実際に離婚した方を含む)100名を対象に、コロナ離婚を考え出したきっかけや、夫婦関係修復のために行ったことなどに関するアンケートを実施しました。
本記事では、コロナ離婚の原因と対策について、実際の声もまじえながら解説していきます。
コロナ感染拡大を通して夫婦関係に悩んだ方、離婚問題で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
コロナ感染拡大により大変な状況が続いていますが、ぜひ夫婦で協力してこの危機を乗り越えていきましょう。
【コロナ離婚に関するアンケート 調査概要】
下記は、今回実施したアンケートの調査概要になります。
コロナ離婚を考えたことのある人のうち、離婚に至ったのは…?
今回カケコムでは、前述した通り、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、離婚を考えたことがある方100名を対象に、コロナ離婚に関するアンケートを実施しました。
まずは、コロナの影響を受け、離婚を考えたことのある方の中で、最終的に離婚に至ってしまった方はどれくらいいるのかみていきましょう。
アンケートの結果、新型コロナウイルス感染拡大の影響で離婚した方は5%、離婚を考えたがしていない方は95%となりました。
外出自粛により夫婦共に過ごす時間が増え、ふとしたときに「離婚」の2文字が頭をよぎっても、実際に離婚まで至ったケースはそれほど多くないようです。
次に、コロナの影響で離婚を考えた、または離婚に至った方は、コロナ感染拡大前から離婚を考えたことがあるのか、それともコロナ感染拡大後初めて、離婚を考えたのか、気になるところですよね。
アンケートにて、コロナ感染拡大前にも離婚を考えたことがあるのか、伺った結果がこちらです。
コロナ感染拡大後初めて考えた方が47%、コロナ感染拡大前から何度か考えたことがある方は40%、コロナ感染拡大前から頻繁に考えていた方が13%となりました。
本記事を読んでいる方の中にはもしかすると、「コロナ離婚なんて、もともと夫婦仲がうまくいってなかった人たちでしょ」と思っている方もいるのではないでしょうか?しかし今回のアンケート結果を見ると、コロナの影響で離婚を考えた方のうち約半数は、コロナ感染拡大後に初めて離婚を考えていたことがわかります。
では、最終的に離婚に至った方の場合はどうでしょう?コロナ感染拡大前に離婚を考えた方が多いのでしょうか?
結果としては「コロナ感染拡大後初めて考えた」との回答が40%、「コロナ感染拡大前から何度か考えたことがある」との回答が20%、「コロナ感染拡大前から頻繁に考えていた」というものでした。
最終的に離婚に至った方の場合をみても、やはりコロナ感染拡大後初めて離婚を考えたという方が一定数いらっしゃることがわかります。
このことから、コロナ離婚は決して他人事ではなく、どの夫婦にも起こり得ることだと言えるでしょう。
コロナ離婚を考えるきっかけは
次に、コロナ離婚を考えた方たちは、どういったことがきっかけや理由となって離婚を考え始めたのか、アンケートにて伺いました(選択形式、複数選択可)。
その結果、コロナの影響でネガティブな思考が強くなってしまったと回答した方が100名中34名、一人の時間が取れなくなってしまったとの回答が31名、ストレスによる暴力や不仲が29名、コロナに対する衛星間や倫理観の違いが27名、夫婦の働き方に対する意識の違いが24名、コロナの影響による経済的困窮が18名となりました。
「コロナの影響でネガティブな思考が強くなってしまった」と回答した方の声
コロナ離婚を考えた理由として最も多かったのが、コロナの影響でネガティブな思考が強くなってしまったという回答でした。
回答者の声を聞いてみると、すぐに経済的困窮へ直結しないような状況だとしても、仕事がなくなってしまったり、収入が減ってしまったことで、将来への不安やストレスを感じるようになったとの意見が多くあがりました。
30代男性
コロナの影響で経済的に不安が強くなり、その不安に対する捉え方と対策や危機感に関する価値観の違い。
30代女性
コロナの影響で収入が減ったことで、家計の話をした時にお互いの考えのすれ違いが生じて口論になってしまいます。
30代女性
今まで朝から夜まで仕事に行っていたのが、コロナの影響で昼から夕方までというバイトのような仕事だったり、1日休みがあったりと日頃家にいない人がいるだけで息が詰まります。給料もかなり下がったので、それだけでイライラするしいっそ離婚しようかと考えました。
また、コロナ感染への不安がストレスとなり、離婚を考えるようになったとの声も寄せられました。
40代女性
毎日TVで暗いニュースが流れ、気持ちも暗くなりがちで、お互いにずっと一緒に居ることでストレスになり、喧嘩が増たのと、この先の生活や環境が変わって行くことに不安を感じるようになり、離婚を考えてました。
30代女性
コロナ感染への不安や、仕事の負担増により、夫がメンタル系の病気になってしまった。夫の真面目すぎる性格や、コロナが流行しているこの状況では仕方のないことだとは思いつつ、何日も寝たきりで何もできない夫の姿を見ていたら、家事や子育てでいっぱいいっぱいな私も気持ちが不安定になってしまいそうで、いっそこのまま離婚してしまえば楽になるのかなと何度も思ってしまった。
「一人の時間が取れなくなってしまった」と回答した方の声
「一人の時間が取れなくなってしまった」と回答した方の中には、仕事の休業や外出自粛により、夫婦共に家で過ごす時間が長くなり、ずっと一緒にいることでイライラしたりストレスを感じてしまったといった意見が目立ちました。
40代女性
主人が在宅勤務をするようになり、主人が私のことを常に監視しているような気がして、ストレスを感じるようになりました。
40代男性
テレワークで自宅にいる時間が長くなり、相手のことを細かく知ってしまったのがきっかけです。昼間の時間は会社で過ごしていたことが、家庭の中で再現できないストレスからイライラが始まりました。また、狭い家の中に24時間夫婦でいることに疲れてしましました。
中には、今回外出自粛により夫婦で過ごす時間が増え、ストレスを感じたことで、老後の生活への不安を覚えたといった声も寄せられました。
30代女性
共働きのため、今までこんなにも長い間一緒にいることがありませんでした。ただでさえ、家事の邪魔になることの多かった夫が、毎日のように何もせずにぐーたらと、横にいるとそれだけでストレスが溜まります。老後のいいシミュレーションになったというか…。というよりも、この段階でこんなにもイライラしてたら、ほんと、老後どうなるんだろう。それを考えるとますます離婚に対する気持ちが高まってきます。
40代女性
離婚しようと思った理由は、ずっと一緒にいることによりストレスが溜まりこのことが一生続くのかと思うと離婚をしたくなった。
「ストレスによる暴力や不仲」と回答した方の声
ストレスによる暴力や不仲を理由に離婚を考えた方の中には、コロナの外出自粛の影響によりパートナーから暴言・暴力を受けるようになった、または暴言暴力が悪化したといった声が多く寄せられました。コロナの外出自粛によるDV急増は、日本だけでなく世界中で問題になっています。
30代女性
数年間私はDVを受けていましたが、コロナの影響で在宅の時間が増えた夫のストレスを強め、DV被害が増したからです。
30代女性
夫が在宅勤務になり、仕事がうまく進められないということから暴言や暴力を受けるようになりました。私だけでなく子供にも暴言を吐くようになったのでその時に初めて離婚を考えるようになりました。
また、コロナへの不安や外出自粛で気分転換できないストレスから、夫婦間で口論が増え、離婚を考えるようになったとの声も多くあげられました。
30代男性
お互いリモートワークになり常に顔を合わせるようになった。外出自粛で、ストレスも増え口論が絶えない日々が続きました。
20代女性
ずっと一緒の時間を過ごしているうちに家事を手伝わなかったりゲームばかりしているのが嫌になってきた。注意すると口論になる。
「コロナに対する衛生感や倫理観の違い」と回答した方の声
コロナに対する衛生感や倫理観の違いから離婚を考えた方の中には、手洗いうがいや外出自粛といったコロナ対策に関して夫婦間に意識の差があることから、不満が溜まっていったケースが多くあげられました。
40代男性
妻が真面目にコロナ感染防止対策に協力しようとしないので嫌になってきた。
50代女性
外出しているのに、衛生面で手を洗わなかったりう、うがいをしなかっり汚すぎる。
また、夫婦間に小さい子どもがいる場合は、パートナーがコロナ対策に協力してくれないため、子どものためにも離婚を考えた方も一定数いらっしゃるようです。
20代男性
コロナが広まっていて、子供もいるのに、平気で手を洗う前に子供を触ったり、くしゃみしたりすることにイライラしたから。子供を守りたいと思った。
30代女性
東京都でかなりコロナが流行っていた時、送別会だからと言って都心に飲みに行ったから。小さな子供がいるのに自分のことしか考えず、家族を危険にさらしたから。
「夫婦の働き方に対する意識の違い」と回答した方の声
夫婦の働き方に対する意識の違いから離婚を考えた方の中には、コロナの外出自粛によりリモートワークが行われるようになったことから、夫婦間で仕事と育児家事のバランスの取り方が異なることから、不平不満がたまり、離婚を考えるようになったとの声が多くあげられました。
30代女性
子どもがいるのですが、家にいても、互いに仕事をしているのに世話は夫が殆ど全くしなかったから。
40代男性
奥さんが医療従事者のために、コロナのせいで病院の他の部署も忙しくなり、帰りが遅くなることが多く家事や子育ての負担が全てこちらに来た。
「コロナの影響による経済的困窮」と回答した方の声
コロナの影響による経済的困窮により離婚を考えた方としては、コロナの影響による解雇や休業から収入が大幅に減ってしまい、生活を維持することが難しくなり、離婚を考えたといった声が寄せられました。
30代女性
コロナの影響で旦那が自宅待機になり、私は産休中という事もあり毎日ずっと一緒にいる事でストレスが溜まり些細な事で喧嘩になる事が増えました。また旦那が自宅待機中無収入だったので収入が激減したのも離婚を考えたきっかけです。
40代男性
コロナの影響により私の仕事が無くなり嫁だけが働きにいっており、家賃等生活費が厳しくなりこのままだと考えるというところまで到達しました。幸い離婚には至らずなんとかやっておりますが、生活がギリギリなのは変わりません。
コロナ離婚を防ぐためにできる対処法
ここまで、コロナ離婚を考えるきっかけに関してご紹介してきました。しかしできることなら、夫婦で協力してこの苦しい時期を乗り切っていきたいですよね。コロナ不況や外出自粛のストレスがある中、夫婦円満に過ごしたり、夫婦関係を修復するためにできることはないでしょうか?
カケコムでは次に、コロナ離婚を考えたことがある方に、夫婦関係を修復するために何をしたのか、伺ってみました。
その結果、「できるだけリラックスするようにした」との回答が100名中44名、「一人の時間をつくるようにした」が41名、「家族間のコミュニケーションを増やした」が30名、「夫婦で家事の分担を決めた」が16名、「経済面の不安に対処した」が11名、「不安を煽るような情報を鵜呑みにしないよう気を付けた」が8名、「特に何もしていない」が10名となりました。
ここからは、夫婦関係修復のために、具体的にどういったことをしたのかや、その結果夫婦関係は改善したのかなどの、アンケート回答者の実際の声をご紹介していきます。
「できるだけリラックスするようにした」と回答した方の声
「できるだけリラックスするようにした」と回答した方からは、趣味など自分の好きなことをする時間をつくり、ストレス発散をしたり気を紛らわしたという声があげられました。そうすることでストレスが軽減したり、夫婦関係が改善したりといったケースも実際にあったようです。
40代女性
できるだけ一人で黙々とよむことができる本や、ネット遊びをして気分転換を図りました。
30代男性
外出自粛でしたが、逆にお互いの時間が増えたので、一緒にウォーキング等をしだして口論も少なくなり離婚は考えなくなりました。
「一人の時間をつくるようにした」と回答した方の声
ずっと夫婦2人でいることに息が詰まる、ストレスが溜まるという方は、意識して部屋に一人でいる時間をつくったり、外に出かけたりと、一人の時間をつくるようにすることで、ストレス軽減になったケースもあるようです。
20代女性
主人と物理的な距離を取ることで、冷静に物事を考えるようにした。
20代女性
一緒にいるとイライラするのでなるべく違うお部屋で過ごすようにしました。
「家族間のコミュニケーションを増やした」と回答した方の声
パートナーに対して何かしら不満を持っている方は、夫婦で話し合う時間を取るようにしたとの回答が多くありました。普段自分が思っていることや「できればこうしてほしい」といったことを言葉にして伝えることで、夫婦間の理解が深まり、夫婦関係の改善ができたとの声が多く寄せられました。
30代女性
夫婦で話し合い、夫も「つい無意識のうちにストレスをぶつけてしまった」と考えを改めてくれたことで離婚の危機は免れました。
30代女性
子供を連れて行こうとする主人にまず呆れてイライラしていたのですが、ちゃんと言葉にしてその行動がおかしいことを話し合いました。すると、私が主人の行動を邪魔したいんじゃなくて、家族のことを考えているということが分かったみたいで、主人の行動も変わりました。
また、夫婦共通の趣味をつくったり、一緒にウォーキングなどの運動をすることでコミュニケーションを取り、夫婦関係を修復した方もいらっしゃいました。
40代女性
自粛期間に断捨離したものを出品するメルカリを主人と私で始め、共通の話題が増えたので、同じ趣味を持つと良いと思った。
30代女性
とりあえず毎日のようにコミュニケーションを取ることで働き方や家族の価値観をすり合わせることできたから良かったです。
「夫婦で家事の分担を決めた」と回答した方の声
パートナーの仕事と育児家事とのバランスに不満を持っている方や、よく喧嘩するといった方は、夫婦で家事分担について話し合うことで夫婦関係修繕を図っていました。その際は不満を言うだけでなく、どうしたらいいかを相手に伝えることで、関係改善ができたとの声もありました。
20代女性
一度落ち着き、注意するだけではなく何をしてほしいかはっきりと伝えた。ありがとうと伝えると前よりもゲームの回数が減ってきた。
30代女性
在宅勤務の日には夫に昼食を作ってもらうようにしたら、その新しく覚えたメニューが美味しく、私自身も楽になりました。
「経済面の不安に対処した」と回答した方の声
コロナの影響で収入が減った家庭など、経済的な不安がある方は、国の補償制度の利用を検討することで、精神的な余裕を持つことができ、夫婦関係が改善したとの声が寄せられました。
30代女性
国の補償制度と主人の再就職でなんとか危機から脱却することができました。
50代男性
妻がやっていたフリーランスの仕事が、コロナの影響で完全になくなった。早期収束を想定していたが徐々に現状に不安になっていったらしく、普段は何の話もしなかった妻が、私に相談するようになり、制度の利用の検討など、頼りにしてくれることで、お互いが歩み寄り夫婦間のぎすぎすした関係がなくなっていった。
その他にも、アルバイトや副業を始めることで、経済面の不安に対処する方もいらっしゃいました。
40代男性
収入が減った分、自分が知り合いに頼みこみアルバイトをして減った分を補うようにしたため離婚を回避した。
20代男性
副業を今までしていなかったのですが、これを機に始めました。最初はお金の為でしたが、実際やってみると自分の時間の確保にも繋がるので精神的にも安定しました。
「不安を煽るような情報を鵜呑みにしないよう気を付けた」と回答した方の声
昨今ネットなどに溢れる不安を煽るような情報は、無意識のうちに心の余裕をなくさせ、夫婦関係に悪影響を与えているケースもあります。そのため、そうした情報を必要以上に見ないように気をつけたり、鵜呑みにしないように意識することで、夫婦関係が改善されるケースもあるようです。
20代女性
ネットで流れている情報を見ないようにする為にTwitterのアカウントを消去しました。他人の意見に流されないようにしました。又、今まで倉庫として使っていた部屋を掃除して私の部屋をつくりました。自分の時間ができ、離婚するのを辞めようと決意しました。
30代女性
ワイドショーなどを一歩引いて見るようにしました。ネット掲示板はあまり見ないようにしました。
コロナ離婚の原因と対処法について、いかがでしたか?
本記事が少しでも、夫婦関係で悩んでいる方の助けになれば幸いです。
もしコロナ離婚を考えた際には、一度冷静に考えてみることが大変重要です。そのためには、一人で悩むのではなく、第三者へ相談することが有効になります。
そんなときはぜひ、弁護士への相談も検討していただきたいと思います。まったく利害関係がない第三者、且つ類似案件に関する経験がある弁護士に相談することで、あなたの状況にあったアドバイスがもらえ、あなた自身も冷静になれるはずです。
勢いで離婚してしまい、のちに後悔することなどないよう、まずはお気軽にお悩みをご相談ください。
弁護士をご検討の際には、ぜひカケコム在籍弁護士をお頼りください。
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この調査については、カケコムの記事(https://www.kakekomu.com/media/51579/)からご確認いただけます。
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◆株式会社カケコム概要
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所在地:150-0043東京都渋谷区道玄坂2-11−4 ストークビル道玄坂801号
代表者:代表取締役CEO 森川 照太
設立:2016年5月2日
会社URL:http://company.kakekomu.com/
事業内容:トラブル解決のプラットフォーム「カケコム」の運営・開発
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