世界難民の日に向けて、新しい英語ホームページと#HacktheBlueキャンペーンを展開

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2023年06月20日(火)
一般社団法人 Robo Co-op
難民は"難関を突破できる民"である。デジタルスキルの習得によって、誰もがありのまま輝ける社会へ。

RPA(Robotic Process Automation)等のデジタルトレーニングによって、難民のスキル習得機会の拡大に取り組んできた一般社団法人Robo Co-op(代表:金 辰泰)は、国連制定の世界難民の日に合わせ、英語版のウェブサイトのアップデートを実施しました。 "We are pioneers"をメインのコンセプトに掲げ、国際社会を舞台に難民へのデジタルトレーニングの機会提供を今後も加速させて参ります。



"We are pioneers"  - 英語版サイトのアップデートに込めた思い -


2023年6月20日は国連が制定した世界難民の日です。

難民の背景をもつ人々のDX人材としてのリスキルやキャリアアップ機会拡大に取り組んできた一般社団法人 Robo Co-opでは、世界難民の日とあわせ、英語版のウェブサイトのアップデートを行いました。
Robo Co-opでは、難民の背景を持つ方々を「難関を突破できるデジタル人材」と再定義しています。まだまだ新しい団体ではありますが、だからこそデジタルオリエンテッドなスピード感のある支援を推進できると確信しています。 難民支援を通じて我々自身も共に成長しながら、国際社会に貢献できる人材として益々活躍できるよう活動を拡大してまいります。

Robo co-opの活動概要や代表メッセージが記載された新たなウェブサイトを、ぜひご覧ください。

▷一般社団法人Robo Co-op英語版サイトへ
https://roboco-op.org/top_en/


#hacktheblueキャンペーンとは?


また、世界中(現在7ヵ国:コンゴ、ナイジェリア、シリア、ミャンマー、ウクライナ、アフガン、日本)から集うRobo Co-opメンバーの青色の写真と、世界難民の日に向けた青い写真たちをインターネット上からかき集めてモザイクアートを作成、それぞれの世界難民の日に向けた想いをツイートする Hack the Blue キャンペーンを行いました。

本キャンペーンには、私たちのSolidalityによって青い地球の国境を超えていくんだという思いを込めています。

#HacktheBlueと名付けたこのキャンペーンはtwitter上でそれぞれの想いをご覧頂けますので、ぜひ#をご確認ください。


▷twitter #hacktheblueを見る
https://twitter.com/hashtag/hacktheblue?src=hashtag_click&f=live

Robo co-op 代表挨拶 「Giverの伝搬で、社会は変わる」



私は、在日朝鮮人3世として生まれました。
朝鮮籍は無国籍状態に近く、難民と同じく再入国許可証がないと海外から日本に戻ることができませんでした。当時常に持ち歩く必要のあった外国人登録証、そこに記された“SPECIAL ALIAN(スペシャル エイリアン)“の文字を今尚忘れることはありません。

緊張する日朝関係の中、中学の頃に通っていた地元の民族学校が倒産しました。朝鮮人のままでは雇ってもらえず食えないため、二世の親が三世の子を帰化させる流れが相次ぎました。 Diversity & Inclusion(包摂)とは程遠いAssimilation(同化)が進み、激減する学生と共に学校の倒産が連鎖し、学校がハブであったマイノリティコミュニティもみるみる崩壊していきました。

この原体験は私自身の人格形成において大きな意味を持ちましたが、決して悲しいことばかりではありません。
この経験があったからこそ、私は心の拠り所であるコミュニティの大切さを学びました。お金に苦しんだからこそ、お金は逆に裏切らないことも学びました。そして何より今、難民の背景をもつ人々が抱く差別と格差の痛み(Identity Crisis and Financial Crisis)を、自分ごととして理解することができています。

だから、Robo Co-opをつくりました。

Robo Co-opは世界中のどこからでも繋がることができ、みんなが新たなデジタルスキルで支えあい、誰もがありのままに輝けるオンラインコミュニティです。Robo Co-opは、みんなにとっての新しいホームです。ここでは誰もがセカンドチャンスを得ることができるだけでなく、誰もが“Giver”になることができます。先輩が後輩を教え広めていくことで、更なるGivingを紡いでいきます。デジタルを通じ社会に価値と希望を繋いでいきます。多くの企業やプロフェッショナルたちもGiverとなり、私たちのインクルーシブなコミュニティによるソーシャルインパクトを加速してくれています。

この活動について話をすると、様々な言葉で冷笑されます。きれいごとだとか、所詮性善説だとか。
それでも私は信じてみたいと思っています、与えられた人は何よりも強いと、Giverを生み出すためには自分が究極のGiverになるべきだと。
Giverの輪を広げデジタル人材を急速に育てていくことで、ここRobo co-opから“難関を突破する民“の成功体験がたくさん生まれていく未来を夢見ています。

私たちの活動はまだまだ始まったばかり。
企業・個人・ご支援の形に関わらず、一緒にGiverになってくださる方々をお待ちしております。

一般社団法人Robo co-op代表 金辰泰
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