アドビシステムズ、「Creative Cloud」と連携する新モバイルアプリと専用機器の提供開始

アプリは「iPad」用の「Adobe Sketch」「Adobe Line」「Photoshop Mix」など、日本語版も用意

山川 健(Web担 編集部)

2014年6月20日 0:49

アドビシステムズは、同社のコンテンツ統合制作ツール「Creative Cloud」と連携する新しいモバイルアプリと専用機器の提供を始めた、と6月19日発表した。モバイルアプリは、「iPad」用のソーシャルスケッチング「Adobe Sketch」、精密描画と製図の「Adobe Line」、画像合成とマスキングの「Photoshop Mix」などとなる。日本語版もあり「iTunes App Store」で入手できる。機器は、iPad用のアルミスタイラスペン「Adobe Ink」とデジタル定規「Adobe Slide」。

Adobe Sketchは発想、スケッチ、コミュニティをまとめられる。Adobe Lineは製図板をiPad上に再現したアプリで、直線や滑らかな曲線が正確に描画できる。 Photoshop Mixは、コンテンツに応じた塗りや手ブレ補正などの技術を搭載する。Creative Cloud加入者用にファイル管理が可能な新アプリとしてiPad・iPhone向けCreative Cloudも用意した。Adobe Ink、Adobe Slideは199.99ドル(約2万400円)。現在は米国内限定だが、今年後半には他の地域にも出荷する予定。

アドビシステムズ
http://www.adobe.com/jp/

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