Gensparkがスライド生成に特化した初の内製AIモデル「Gen-1 Slides」発表、高品質を低コストで提供
最先端「Claude Opus 5」と同等品質のスライドを約17分の1のコストで実現して標準に
9月15日 7:03
AIワークスペース「Genspark(ジェンスパーク)」を提供する米国Gensparkは9月10日(米国時間)、自社初の内製AIモデル「Gen-1 Slides」を発表した。AIスライドの「Standard(スタンダード)モード」のデフォルト(標準提供)モデルとなり、個人・法人の全てのプランで現行価格のまま自動的に利用できる。ベンチマークしたフロンティア(最先端)AIモデル「Claude Opus 5」と同等のスライド品質を約17分の1のコストで実現し、最先端をプレミアムではなくデフォルトにしたとしている。
Gen-1 Slidesは、1つのリクエストから「そのまま使える」プレゼンテーションの生成に特化した。オープンウェイトで公開された基盤モデル「MiniMax M3」を土台に、自社AIスライドの本番環境内での強化学習で追加学習(post-training)を行った。デッキ(成果物のスライド一式)の計画・ページ生成・描画・自己修正のサイクルを数十ターン繰り返して品質を磨き上げた。学習には自社で作成した約2000件のスライド作成タスクを用いた。ユーザーコンテンツは学習データに使用していない。
Gensparkは「ChatGPT」「Gemini」「Claude」など70以上のAIモデルを統合し、最適なモデルを自動で選んで資料作成・文書・画像・動画などの業務の成果物を生成することができる。ただ汎用AIモデルは、コーディングや数学、推論などの分野で競争を繰り広げる一方で、プレゼンテーション資料のような成果物に最適化されておらず、レイアウト崩れや出典が不明確な情報が含まれる課題があった。このためGensparkは、AIインフラ企業の米国Fireworks AIとAIモデルを共同開発した。
