パーソルキャリアが運営するdodaのオウンドメディア「まいにちdoda」は、「社会人1~10年目の貯金・年収調査」を実施した。現在の貯金額や年収、収入アップへの取り組み、仕事とプライベートの優先度などについて、20~34歳の正社員男女3,078名に聞いている。
社会人1~10年目のリアルな貯金額、平均は「451万円」

まず、現在の貯金額(株式や投資信託なども含む)の平均は、全体で451万円だった。性別でみると、男性は535万円、女性は368万円で、167万円の差があった。年次別では1年目が194万円、2年目が275万円と年次が上がるにつれて増加し、10年目では673万円まで増えていた。

現在の貯金分布をみると、最も多かったのは「1~100万円未満」で20.8%、次いで「100~200万円未満」が14.8%、「200~300万円未満」が11.2%だった。一方で「0円」と回答した人も9.3%存在し、「およそ10人に1人は貯金ゼロ」であることが明らかになった。

また、1年間で貯めたい理想の貯金額としては、全体平均で237万円となった。性別では男性264万円、女性211万円となり、年次別では5年目が321万円で最も高く、173万円~321万円と年次によって幅がある傾向だった。
現在の年収は「300~400万円未満」が最多。「500万円以上」は3~5年目で一気に増加
続いて、現在の年収分布を全体でみると、「300~400万円未満」が22.6%で最も多く、「400~500万円未満」が19.9%、「300万円未満」が19.7%と続いた。「500万円未満」がボリュームゾーンとなっており、全体の62.2%を占めている。
年次別にみると、1~2年目と3~5年目にかけて「年収500万円以上」の割合が大きく増加し、5年目以降は30%台前半で推移する傾向が見られた。年次が上がるにつれて年収帯が上昇していく一方で、「年収300万円未満」の層は9~10年目で再び増加することもわかった。
また、目標とする年収額の分布をみると、「500~600万円未満」が16.1%で最も多く、「400~500万円未満」が14.9%、「600~700万円未満」が11.1%と続いた。現在の年収と比べると、より高い年収帯を目指す傾向が見られる。
年次別でみると、「年収1,000万円以上」と回答した人の割合は5年目が14.0%で最多となり、9年目が13.9%、6年目が13.7%と続いた。特に6年目以降は、「500万円以上」を目標とする層が中心となっている。
ワークライフバランスへの意識は? 収入アップの取り組みは?

収入アップのために取り組んでいることを聞くと、「特に取り組んでいることはない」が38.9%で最も多かった。次いで「資格取得(簿記、TOEIC、宅建など)」が26.4%、「スキルアップ(専門知識やビジネススキルの習得)」が21.7%、「資産運用(株式投資など)」が18.2%と続いた。

また、仕事・キャリアとプライベートのどちらを優先するかを聞くと、全体では「プライベートを優先している」の合計が70.2%で多数派となった。いずれの年次でもプライベート優先の割合が高く、特に7年目では73.6%、9年目では74.5%がプライベート寄りの回答となった。一方、仕事・キャリアアップを優先する層は3年目が35.4%で最も多く、4年目が35.1%、2年目が32.6%と続いた。

お金を使う優先順位について、基本的な生活費を除いて聞いたところ、「趣味・娯楽(映画、ゲーム、旅行、推し活など)」が28.5%で1位だった。次いで「資産形成・投資(貯金、投資など)」が16.9%、「交際費(飲み会、プレゼントなど)」が11.6%と続いており、若いうちから将来を見据えた資産形成を重視する傾向がうかがえた。
調査概要
- 【調査期間】2025年12月23日~12月26日
- 【調査対象】全国の社会人1~10年目の20~34歳の男女
- 【雇用形態】正社員
- 【有効回答数】3,078件
- 【調査方法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査
- 【備考】ネットリサーチ会社保有のデータベースをもとに実施。doda会員登録の状況は不問。
