クラレは、新小学1年生の「将来就きたい職業」「親の就かせたい職業」に関する調査結果を発表した。新小学1年生の「将来就きたい職業」「親の就かせたい職業」に関する調査結果を発表した。2026年4月春に小学校に入学する子ども4000人(男女各2000人)、その親4000人から回答を得ている。
「ユーチューバー」「野球」の人気が下落傾向
男女を合わせた総合順位は1位から5位まで前年と同じ。「ケーキ屋・パン屋」12.2%、「警察官」10.2%、「スポーツ選手」6.8%がトップ3だが、4位「消防・レスキュー隊」6.7%は、男女ともに支持を集めて過去最多となっている。また前年10位の「ユーチューバー」と入れ替わり「アイスクリーム屋」が初の10位となった。
「男の子の将来就きたい職業」では、前年1位の「警察官」が今年も1位。なお2位の「スポーツ選手」の内訳を見ると、「サッカー」52.2%、「野球」21.2%で、この2競技だけで73.4%を占めている。20年前との比較では、「サッカー」の人気は変わらないものの、「野球」は32.9%→21.2%と11.7ポイントの大幅減。その分、他の競技に関心が広がっているという。
「女の子の将来就きたい職業」では、調査開始以来27年連続で「ケーキ屋・パン屋」が1位。2位「芸能人・歌手・モデル」、3位「保育士」がそれに続く。20年前は「ケーキ屋・パン屋」「花屋」が2強だったが、近年のアイドルブームによって2012年以降は「芸能人・歌手・モデル」が2位に定着。また「アイスクリーム屋」は初めて3位にランクインした。なお「消防・レスキュー隊」は前年からポイントが倍増し、過去最高の12位となった。20年前と比較すると、「漫画家・イラストレーター」「音楽講師」「バレリーナ・ダンサー」「音楽家」「画家・芸術家」といった芸術系の職業の多くが20位圏外となっている。
一方「親が男の子に将来就かせたい職業」は、「公務員」「会社員」が前年と同じ圧倒的多数。人気に連動して「消防・レスキュー隊」が過去最高タイの4位となったが、逆に5位「医師」5.9%は過去最少にまで減少した。
「親が女の子に将来就かせたい職業」も「公務員」が1位で、「看護師」が2位。順位に変動はないが、どちらもポイントが下がり、就かせたい職業の幅が広がっていると推察できる。またAIに代替されなさそうとの思惑からか「専門職」が過去最高の6位に入った。
調査概要
- 【調査対象】2026年4月に小学校に入学する子どもとその親
- 【調査方法】クラリーノ製ランドセルの購入者にアンケートを実施
- 【調査時期】2025年5月~2026年1月のインターネット回答分から有効回答を抽出
- 【有効回答数】子ども4000人(男女各2000人)、その親4000人
※子どもの調査は1999年から2026年まで通算28回目、親の調査は1992年から2026年まで通算35回目
