Fiomの調査研究機関「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」は、「Z世代の没入型広告」に関する調査結果を発表した。メタバース空間やゲーム内アイテム、ARフィルターなど、デジタル空間の体験に溶け込む没入型広告(イマーシブ広告)について、全国のZ世代(18歳~24歳)268人が回答している。
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強制的な「体験の中断」が最大のストレス
まず「ふだん、動画広告をスキップせず最後まで見るか」と聞くと、「原則としてすべての広告をスキップする」35%、「最初の数秒で判断し、ほとんどの広告はスキップする」34%で、計69%となり7割が広告を遮断していた。
「嫌悪感を抱く広告」について聞くと、「コンテンツの視聴を妨げる、強制的な広告」30%が最多だった。その理由としては「プレイの妨げになる」34%、「ゲームやメタバースの世界観を壊し、現実に引き戻されるから」25%が上位。逆に「良い体験」と感じるのは、「現実世界ではできない、特別なブランド体験ができるから」25%、「自分のプレイや体験を邪魔しない、自然な形で存在しているから」13%などの声が上がっている。
こうした没入型広告を「体験した後のブランドへの好感度」は、「体験が良ければ、大きく上昇する」31%、「体験が良ければ、少し上昇する」34%と、ポジティブな評価が多い。
「お気に入りのメタバース空間でのプロモーションを聞くと、「面倒なことはいっさいなく、ログインするだけでブランドのロゴ入りのクールな無料アバターアイテムをくれる」44%がほぼ半数。「作り込まれたバーチャルストア」32%、「ミニゲーム」21%がそれに続く。
そして「理想の広告の未来像」としては、「広告とエンタメの境目がなくなり、広告を見ること自体が楽しみの1つになる」37%、「AIが自分の好みを完璧に理解し、本当に必要な情報だけを完璧なタイミングで届けてくれる」31%が上位だった。
調査概要
- 【調査対象】全国のZ世代(18歳~24歳)
- 【調査方法】インターネットを利用したアンケート調査
- 【調査時期】2025年8月~9月
- 【有効回答数】268人
