シックス・アパートが「Movable Type」の深刻な脆弱性公表、最新版への更新要請

対象はEOLを含む広範囲のバージョン、「クラウド版」は最新版にアップデート完了済

小島昇(Web担編集部)

7:01

CMS(コンテンツ管理システム)と関連サービスのシックス・アパートは、CMSプラットフォーム「Movable Type」に深刻な脆弱性が判明したと4月8日に発表し、最新版へのアップデートを呼びかけている。直ちにアップデートが難しい場合の回避策として、Data APIのアクセス制限の設定も案内されている。

脆弱性は2件で、任意のPerlコードが実行されるRCE(CVE-2026-25776/MTC-31204)と、任意のSQLを実行できるSQLインジェクション(CVE-2026-33088/MTC-31212)。いずれも管理画面「mt.cgi」とData API「mt-data-api.cgi」の内部で利用するリスティングフレームワークに存在する。

影響を受けるのは「Movable Type」「Movable Type Advanced」は9.1.0以前、9.0.6以前、8.8.2以前、8.0.9以前。「Movable Type Premium」「Movable Type Premium Advanced Edition」は9.1.0以前、9.0.6以前、2.14以前。EOL(製品ライフサイクル終了)バージョンも5系~8.4系で影響を受ける。「MovableType.net」は影響を受けない。

対策として同社は、脆弱性を修正した最新版への更新を求めている。提供する修正版は、「Movable Type」が9.1.1(クラウド版のみ)、9.0.7、8.8.3、8.0.10、「Movable Type Premium」が9.1.1(クラウド版のみ)、9.0.7、2.15。「Movable Typeクラウド版」はすべての環境で最新版へのアップデートが完了している。

Movable Type をご利用の方へ、脆弱性対策実施のお願い

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