AI時代に問い直される学歴社会、2人に1人が「違う学歴を選びたい」【Job総研調べ】

学歴の必要性、理由1位は「学歴で判断する企業が多いから」。

冨岡晶(Web担編集部)

6:30

パーソルキャリアが運営する調査機関「Job総研」は、「2026年 学歴とキャリアの実態調査」の結果を発表した。学歴とキャリアの関係性とその理由、もう一度学部を選べるならどのような選択をするか、学歴社会の必要性や賛否など、社会人男女310人が回答している。

AIが知識を補うことで、学歴はゴールでなくなる?

まず「学校を選ぶ際に学歴を意識したか」を聞くと、「とても意識した」17.1%、「意識した」25.2%、「どちらかといえば意識した」24.5%で、計66.8%と過半数を占めた。「学歴はキャリアに関係すると思うか」には、「とても関係すると思う」13.5%、「関係すると思う」32.6%、「どちらかといえば関係すると思う」35.8%で、81.9%が関係性を認めている。

学校選びにおける学歴の意識

学歴はキャリアに影響すると回答した254人にその理由を聞くと、「学歴で判断する企業が多い」58.7%が最多で、以下「社会的な信用が上がるから」48.4%、「思考力が高いと見なされる」39.8%が続く。一方で「学歴社会への価値観」を全体に聞くと、「とても古いと思う」7.4%、「古いと思う」13.5%、「どちらかといえば古いと思う」39.0%で、ほぼ8割が古い価値観であるとした。

学歴社会への価値観

「もう一度学歴を選べるなら」に対しては「絶対違う学歴を選ぶ」14.5%、「違う学歴を選ぶ」15.8%、「どちらかといえば違う学歴を選ぶ」21.0%で、過半数を占める。その理由については、「AI時代に強い専門性を得たい」34.6%、「実践的なスキルを学びたい」33.3%、「世界で通用する学位を得たい」32.7%が上位だった。

「今と違う学歴を選ぶ理由」として、「AI時代に強い専門性を得たい」「実践的なスキルを学びたい」などが挙がった

「学歴社会の必要性」については、必要だと思う人が71.0%で多数派。年代別で見ると20代の「必要だと思う派」79.8%が最多で、年代が上がるほど低下する。

学歴社会は必要と回答した220人にその理由を聞くと「努力を評価する客観的な指標」65.5%、「基礎学力や論理思考力の証明」61.8%が特に多く、「企業の選考コスト削減になる」38.2%がそれに続いた。逆に不要な理由では、「現在の実力を評価すべき」62.2%が最多だった。

学歴社会の必要性について
学歴社会が必要だと思う理由

調査概要

【調査対象】相談サービス「JobQ Town」登録者。現在職を持つ20~50代男女
【調査方法】インターネット調査
【調査時期】2026年1月14日~19日
【有効回答数】310人

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