データ分析によるマーケティング支援事業のマイクロアドは、同社が展開するデータプラットフォーム「UNIVERSE」が保有する膨大な消費行動データを外部事業者へ販売する「データ外販事業」を本格的に始めたと2月9日に発表した。①オフラインマーケティング支援、②産業基盤のDX(デジタル変革)化、③メディア収益の多角化――の3領域へのソリューションを展開して、データの活用領域をあらゆる産業のDXへ広げる。
UNIVERSEは自社保有のオーディエンスデータと、220社超の第三者企業から提供されたデータを統合的に集積・分析する基盤。①は大手共通ポイント事業者に提供済みで、会員基盤とWeb行動データを連携し、顧客属性や興味関心から郵送DMの送付などCRM(顧客関係管理)施策の精度を向上させる。②は大手情報通信サービス事業者へ提供済みで、位置情報データ分析企業に消費行動データを提供し、商圏分析や人流シミュレーションに活用できる。
③は大手メディア運営企業10社に提供を開始している。Webメディアに対しデータセグメントと分析システムをOEM提供する。メディア企業は自社コンテンツにUNIVERSEの外部データを掛け合わせ、独自性の高い広告商品を自社ブランドで展開できる。マイクロアドは従来のデータマーケティング事業から「総合データカンパニー」構想の実現に向け、市場調査や商品開発、人流分析へのデータ開放を皮切りに幅広い産業分野でのデータ活用を推進していく。
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