マイクロアドのマーケティングデータプラットフォーム「UNIVERSE」がレシートデータと連携

mitorizと提携、1000企業の流通店舗のレシートデータを活用した購買予測分析サービス開始

データプラットフォーム事業のマイクロアドは、同社が展開するマーケティングデータプラットフォーム「UNIVERSE」が、1000企業以上の流通店舗のレシートデータと連携する、と6月1日発表した。オフラインの購買データを活用した購買予測分析サービスを始める。併せて、飲料・食品向けマーケティングプラットフォーム「Pantry」の機能も強化する。

プライバシー保護の観点からCookie(クッキー)に頼らないマーケティングが求められていることが背景。メーカー・小売りのマーケティング支援を手掛けるmitorizと提携し、同社が保有するレシートデータと連携する。レシートデータからはオフラインの購買行動が分かり、マイクロアドのデータ分析・加工技術と組み合わせて購買予測分析を実施する。

流通店舗を横断した購買行動を分析し、同じような購買志向性を持つユーザー群を抽出。マイクロアドのデジタル広告の最適化予測技術を使って新たな潜在顧客像を導き出す。購買者の特徴、課題、販売促進策提案など、売り上げを高める分析サービスがメーカーに提供できる。Pantryでは、購買行動をより広く捉えることで広告配信の精度を高められる。

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