Hakuhodo DY ONEが「Google Insights Finder」を活用した広告サービスを提供開始

博報堂DYグループでデジタルマーケティングサービス事業のHakuhodo DY ONEは、Googleが提供する新しいオーディエンス分析ツール「Google Insights Finder」の分析データを活用したインフルエンサーマーケティングを支援する広告サービスの提供を始めたと12月24日に発表した。クリエイターの選定からプランニング、広告配信・運用まで統合的に支援して、 企業のマーケティング施策の高度化を実現する。

「YouTube」を含む過去30日間内のユーザー行動のビッグデータ分析から、ブランドと相性が良いコミュニティを特定する。定量的な指標でブランドとターゲットに親和性の高いクリエイターを選定し、Insights Finderの分析データでカスタムセグメントを構築。反応しやすいユーザーに確実にリーチする広告を配信する。ブランドリフト効果の計測やコメント分析など、機械学習や生成AIも活用して精度の高いPDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルを回す。

クリエイターの動画を活用するインフルエンサーマーケティング施策を採用する際に、知名度やイメージに依存する感覚的な選定によって、プランニングが属人的になりやすい課題がある。このため、トレンドから対象オーディエンスを特定するInsights Finderから得た分析データと、培ってきた企画力やディレクションの知見や幅広いキャスティングネットワークを掛け合わせ、客観的な根拠にもとづいてクリエイターを選定するサービスを提供する。