ビルコムが「PR Analyzer」で「記者名表示機能」提供、自社・競合記事の執筆者を把握

PR効果測定ツールで一覧表示、執筆記事数やリーチ数でランキング、重点記者の管理も

小島昇(Web担編集部)

7:03

PR関連事業のビルコムは、展開するクラウド型PR効果測定ツール「PR Analyzer」でWeb記事に表示されている記者・ライター名を表示する「記者名表示機能」の提供を始めたと12月9日に発表した。自社や競合企業に関するWeb記事を執筆している記者情報を取得して一覧リストで確認できる。広報担当者は執筆数の多い記者をランキングで把握して、自社について執筆している記者・ライターを特定することができる。

記者リスト画面

記者名表示機能の記者リストには、記者の氏名・ペンネームのほか、記事上で公開されている所属の社名や部署も表示する。記者検索や新規記者登録、CSV形式での一覧リストを出力できる。記者リストから各記者の個別画面に遷移すると執筆記事一覧が表示され、記事タイトルにはURLがリンクされているので元記事の本文にアクセスできる。ダッシュボード画面上で登録ブランド(自社および競合企業)に関する執筆記者のランキングを表示する。

ランキングの基準指標は執筆記事数・リーチ数・広告換算費・SNS波及数(Facebook・X)から選べる。重点記者を設定して、記者リストや記事一覧画面で絞り込める。記者名が公開されていない記事に手動で記者情報を登録・編集でき、Web以外のテレビ・新聞・雑誌の記事も手動登録が可能。広報・PR活動で掲載成果を高めるには、書いた記者が誰かを分析して「適切な情報を適切な記者に届けるための機能」が必要との視点で開発した。

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