ドキュメントハンドリング「DocuWorks」がneoAIの生成AI「neoAI Chat」と連携開始

富士フイルムビジネスイノベーション、ファイル内の情報が生成AIで読み取り可能に

山川 健(Web担 編集部)

10月7日 7:02

富士フイルムグループでオフィスソソリューション事業の富士フイルムビジネスイノベーションは、同社のドキュメントハンドリングソフト「DocuWorks」と、AI(人工知能)ソリューション事業のneoAIが提供する企業向け生成AIプラットフォーム「neoAI Chat」との連携を10月8日に始める、と10月6日発表した。ファイル内の情報が生成AIで読み取れる。

DocuWorksは電子文書とスキャンした紙文書を一元管理するソフト。パソコン上に電子の机を再現する「DocuWorks Desk」と、机上のDocuWorks文書を紙のように編集・加工するツール「DocuWorks Viewer」で構成する。neoAIはAIを研究する東京大学松尾研究室発スタートアップで、neoAI Chatは企業データを活用するチャットボットソリューション。

DocuWorksがneoAI Chatと連携したことでDocuWorksファイルの読み取りがneoAI Chatで可能になった。neoAI ChatにアップロードしたファイルはOCR(光学文字読み取り装置)処理によって文字情報が抽出され、neoAIが開発したRAG(検索拡張生成)機能で生成AIが文書内容を理解。企業内データに基づく情報探索が高度化し、ドキュメント活用が効率化する。

「DocuWorks」と「neoAI Chat」が連携
「neoAI Chat」で「DocuWorks」ファイルの読み取りが可能に

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