JR西日本がQRコードで乗車できる「QRチケットサービス」を関西の在来線で1月19日に導入

大阪・関西万博に合わせ、当初は大阪環状線を中心にした一部区間に対応、3月以降に拡大

JR西日本は、QRコードで列車に乗車できる「QRチケットサービス」を関西地区の在来線で1月19日に導入する、と1月8日発表した。同社を含む関西の鉄道事業者7社で構築する「KANSAI MaaS」サービスのアプリや、海外の旅行会社で企画乗車券を申し込んで発行されたQRコードで改札を通る。大阪・関西万博の4月開幕に合わせて鉄道利用者の利便性を高める。

QRチケットサービスは当初、大阪環状線を中心にした大阪、京橋、JR難波、天王寺、尼崎、京都など一部区間に対応。3月中旬以降、和歌山、姫路、奈良、長浜などに広げる。QRリーダーがある自動改札は、リーダーにQRコードをかざして通過。リーダーがない改札では、改札付近に掲示されているQRコードをスマートフォンで読み込み、その画面を係員に示す。

サービス対応エリア
リーダーが設置された改札口での利用
リーダーが設置されていない改札口での利用

KANSAI MaaSではJR西日本の導入に合わせ、QRコード1つで鉄道7社の乗り降りが自由な乗車券「KANSAI MaaS ワンデーパス」を1月27日~3月27日に3000円で販売する。利用期間は2月27日~3月27日。JR西日本と大阪メトロは、両社線の対象区間が乗り放題になる「大阪スマートアクセスパス」を1月10日~10月31日に1200円で販売。利用期間は1月19日~10月31日。

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