サイバーエージェントの「AI Lab」が「生成AI免税対応自動販売機」利用促進へ共同研究
PRENOと実施、アバターが接客して消費税の免税を無人で可能にする免税販売機能を搭載
インターネット広告事業のサイバーエージェントは、同社のAI(人工知能)研究開発組織「AI Lab」と大阪大学大学院基礎工学研究科の先端知能システム共同研究講座が、化粧品関連のマーケティング・製造・販売事業のPRENOと共同研究を始める、と1月8日発表した。RENOが提供する多言語対応の「生成AI免税対応自動販売機」の利用促進が目的となる。
生成AI免税対応自動販売機は、モニターを通じてアバターが接客することで消費税の免税を無人で可能にする免税販売機能を搭載した世界初という自販機。24時間365日対応できるため、観光地の人手不足解消につながる。利用者は免税を受けるためスキャナでのパスポート読み取りや顔認証の必要があり、対話エージェントが音声で手続きを支援する。
AI Labはエスコート技術を提供。ユーザーの発話内容から言語内容を特定し、次に行う手続きを説明するなど、顧客の事情を理解して適切な手続きに乗せる技術となる。自販機は大型モニターがあり、縦型広告が表示でき、土地やアイテムに応じた自販機によって地域経済活性化も可能になる。自販機は今回、京都の代表的な観光地の二条城に設置する。
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