サイバーエージェント・アドテクスタジオの「AI Lab」が東京工業大学と産学連携開始

会話エンジンにキャラクター性を自動付与する「発話のキャラクター変換技術」を研究

インターネット広告のサイバーエージェントの広告技術サービス開発組織、アドテクスタジオは、AI(人工知能)を広告技術に活用するための研究組織「AI Lab(エーアイラボ)」が東京工業大学と産学連携を始めた、と2月1日発表した。アドテクスタジオが2016年7月から提供しているAI利用のチャットプラットフォーム「AI Messenger(エーアイメッセンジャー)」の会話エンジンにキャラクター性を自動で付与する「発話のキャラクター変換技術」を研究する。

東京工業大学との連携では、科学技術創成研究院未来産業技術研究所の奥村学教授、高村大也・准教授と共同研究する。発話のキャラクター変換技術によってさまざまな個性を持ったチャットボット(自動コミュニケーションツール)が容易に作成できるようになる。企業のブランドキャラクターやユーザーの性別や方言などに合わせたチャットボットでの対話を可能にする。AI Labは2016年1月の設立以来、産学連携を進め、今回の東京工業大学は6大学目となる。

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