駅係員への暴力行為が590件に増加 約半数が飲酒あり、コロナ禍前の水準へ【鉄道各社調べ】
駅係員や乗務員に対する暴力行為を集計。加害者の年代は「60代以上」が最多。
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日本民営鉄道協会やJR各社などは、「鉄道係員に対する暴力行為の件数・発生状況」に関する調査結果を発表した。2025年度に発生した、駅係員や乗務員等に対する暴力行為件数を集計している。
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鉄道係員への暴力行為は590件に増加、コロナ禍前の水準に迫る
調査によると、2025年度に発生した鉄道係員への暴力行為は38社局で590件となり、2024年度の522件から68件増加した。2020年度の377件を底に増加傾向が続いており、コロナ禍前の水準に近づいている。
2025年度の月別発生件数を見ると、7月が63件で最多となり、7月〜9月の夏季にかけて特に多い傾向だった。また、4月〜10月の連続した期間では、いずれの月も前年度を上回っていた。
曜日別では、土曜日が105件、日曜日が101件、金曜日が89件となり、週末に多く発生していた。時間帯別では「夜(17時〜22時)」や「深夜(22時〜5時)」が多い傾向だった。
加害者は「飲酒あり」が約半数、発生場所は「改札」が最多
続いて、加害者の飲酒の有無を見ると、2025年度は「飲酒あり」が271件で45.9%にのぼった。2023年度、2024年度と比べると割合は低下しているものの、依然として半数近くを占めている。
年齢別では、「60代以上」が141件で23.9%と最も多く、次いで「50代」が117件で19.8%、「40代」が99件で16.8%と続き、中高年層で多い傾向がみられた。発生場所は「改札」が214件で36.3%と最も多かった。
調査概要
- 【調査内容】2025年度(2025年4月~2026年3月)に発生した駅係員や乗務員等の鉄道係員に対する暴力行為件数を集計
- 【調査主体】日本民営鉄道協会、JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州、札幌市交通局、東京都交通局、横浜市交通局、名古屋市交通局、福岡市交通局、ニューシャトル、北総鉄道、東京モノレール、ゆりかもめ、多摩都市モノレール、東京臨海高速鉄道、横浜シーサイドライン、愛知環状鉄道、名古屋臨海高速鉄道、Osaka Metro
