メディア関係者が取り上げたくなるプレスリリース、最重要ポイントは「○○がある」【PRIZMA調べ】

「重視する要素」と「優先度」には若干のズレ。一筋縄ではいかない現実

PRIZMAは、「プレスリリース」に関する調査結果を発表した。チェックする頻度、興味を惹かれる内容、取り上げる優先度が高いポイント、読みやすいと感じる記事などについて、メディア関係者508人が回答している。

プレスリリースをチェックする頻度、毎日派よりも週一派が多い

まず「よく利用しているプレスリリース情報の入手方法」を聞くと、上位から「プレスリリースサイトに探しにいく」42.7%、「プレスリリースサイトからの通知」39.0%、「企業のWebサイト」36.8%となった。

「プレスリリースをチェックする頻度」については、「週に2~3回」33.3%が最多。「週に1回」25.2%がそれに続き、「毎日」23.4%を上回った。デイリーでチェックしている人は実は少数派のようだ。

「プレスリリースを取り上げる際にもっとも重視する要素」を聞くと、「内容の興味深さ」54.1%が最多で、「内容の目新しさ」35.2%、「視覚的なデザインや画像」10.4%と、やはりニュースバリューが重視されている。

そこで「内容の興味深さ」「内容の目新しさ」について、具体的なポイントを聞くと、「共感を呼ぶストーリーがある」43.6%、「他社と異なる独自性がある」38.1%、「世の中の流行を捉えたテーマを扱っている」37.9%が上位だった。

一方「そのなかでも、取り上げる優先度が高いものは何ですか?」と聞くと、「他社と異なる独自性がある」29.7%が多く、「共感を呼ぶストーリーがある」27.5%、「世の中の流行を捉えたテーマを扱っている」20.9%が続いた。

最後に「企業が発信するプレスリリースを取り上げる際、新着プレスリリースを参考にして、ニュース・記事を作成することはありますか?」と聞くと、「時々ある」58.9%、「よくある」27.6%で、8割超があると回答。「あまりない」は12.0%、「まったくない」は1.6%だった。

調査概要

  • 【調査対象】プレスリリースの情報を基に、ニュース・記事を作成したことがあるメディア関係者
  • 【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査
  • 【調査時期】2024年4月25日~26日
  • 【有効回答数】508人
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