ANA Digital Gateが生体認証活用のプラットフォーム会員サービス「スマイディ」を開始

ユーザーは各種の手続きが手ぶらで完了、導入施設・店舗は業務の効率化と省人化が可能

全日空(ANA)系商社の全日空商事と、決済情報処理サービス事業のDGフィナンシャルテクノロジーが出資してフィンテック(金融技術)・マーケティングビジネスのインフラサービスを手掛けるANA Digital Gateは、生体認証技術を活用したプラットフォーム会員サービス「スマイディ」を9月1日に始める、と7月17日発表した。各種の手続きが手ぶらで完了する。

スマイディは、サービス会員(ユーザー)の個人情報、顔や指静脈といった生体情報をANA Digital Gateが保持・管理し、ユーザーは一度登録すると対象施設やキャンペーンなどで生体情報による本人認証、決済が利用できる。施設でのチェックインや支払いの際に、会員カードの提示や登録用紙への記帳、スマートフォンなど機器の提示が不要で、手ぶらですむ。

ユーザーは手ぶらで手続きが完了するうえ、サービスの利用に応じて「ANAマイル」「nanacoポイント」などの特典や、対象施設で利用できるクーポンの獲得が可能。導入施設・店舗は、ユーザーのチェックインや決済に伴う業務の効率化と省人化が実現し、人件費などコストが抑えられる。特典によるユーザーの来店促進や観光誘致など集客効果にもつながる。

ANA Digital Gateは、ユーザー参加型の「顔認証スタンプラリーキャンペーン」を実施していく。対象施設を訪問して店頭のスタンプラリー用認証端末で顔認証(チェックイン)すると、ユーザーが事前に選択した特典を付与する。導入第1弾で、岡山県の30施設で9月1日から11月30日に「『晴れの国おかやま』を巡る顔認証スタンプラリーキャンペーン」を開く。

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