KDDIとAbemaTVがスポーツコンテンツ強化でパートナーシップを締結、共同で調達や制作

Snowflakeのデータクリーンルームを導入して顧客データを連携、マーケティングを展開

KDDIとインターネットテレビサービス「ABEMA(アベマ)」を運営するAbemaTV(アベマティーヴィー)は、スポーツコンテンツの強化で新たにパートナーシップを締結した、と6月27日に発表した。スポーツ産業と文化の発展を目的に、両社は共同でスポーツ関連コンテンツの調達や制作に取り組み、ABEMAとKDDIの顧客データを連携したマーケティングを展開していく。

両社の連携イメージ

多くの人にスポーツを楽しめる機会を提供してスポーツ産業を発展させる共通目標のもと、データ連携では米国Snowflakeのデータクラウドを活用したデータクリーンルームを導入する。Snowflakeの国内初の顧客事例で、セキュアでかつプライバシーに配慮したデータ共有・活用を実現。利用者の趣味趣向にあったコンテンツをレコメンドして、スポーツにおける新しい出会いを創出し、スポーツの魅力を多くの方に人に広めていく。

ABEMAは「新しい未来のテレビ」として2016年4月開局。22年に「FIFAワールドカップカタール2022」の全64試合を無料生中継し、23年はメジャーリーグベースボール(MLB)など幅広く中継する。KDDIはサッカー日本代表などさまざまなスポーツを協賛。自由視点映像技術やXR技術などスポーツの楽しみ方を広げるテクノロジーを導入し、出資先の運動通信社とスポーツメディア「SPORTS BULL(スポーツブル)」を共同運営している。

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