「ABEMA」で新しい広告手法「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」の実証実験を開始
「花束とオオカミちゃんには騙されない」の番組内で文脈に合ったシーンに広告を配信
11/28 7:02 マーケティング/広告 | 便利ツール/サービス
サイバーエージェント子会社で動画配信事業のAbemaTVは、インターネットテレビサービス「ABEMA(アベマ)」のオリジナル恋愛リアリティーショー「花束とオオカミちゃんには騙されない」で「コンテクスチュアル(文脈)オーバーレイ広告」の実証実験を始めたと11月27日に発表した。Webページのキーワードや画像を解析して文脈に合った広告を配信する手法で、この分野のグローバルリーダーのGumGumと共同で行う。
国内ストリーミングサービスのOTTとして初の実証実験。広告主には総合旅行サイト「エクスペディア」が参加し、番組内で旅行と関連性の高いシーンに登場する。番組視聴者に対するブランドサーベイにおける意識変容や、CM視聴との相乗効果を可視化し、広告効果を検証する。将来的には関連性の高いシーンに対するプログラマティックな広告配信や、視聴者の属性や視聴環境でオーバーレイ広告を出し分ける技術を確立する。
コンテクスチュアルオーバーレイ広告は、番組内の特定のシーンや場所に関連する広告を該当する映像の枠内に表示する新しい広告手法として注目を集めている。広告主は訴求したい商品やメッセージと関連性の高い場面でブランドストーリーを伝えることができる。視聴者は視聴を中断されることなく番組の文脈と共に自然にブランドメッセージを受け取ることができるため、「良質な広告体験」として広告効果も期待されている。
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