WACULの「AIアナリスト」がGA4対応した「GA4サイトレポート」を新機能として提供

消失する危険があるUAのデータ保存のため、過去のUAデータのアーカイブ機能は継続

AI(人工知能)活用のマーケティングツールを展開するWACUL(ワカル)は、データ分析ツール「AIアナリスト」でアクセス解析の新バージョン「Google Analytics4(GA4)」に対応した「GA4サイトレポート」を新機能として提供を始めた、と4月19日に発表した。既存のユニバーサルアナリティクス(UA)での計測は7月1日に停止されるが、AIアナリストのサイトレポートはこれまでUAでのデータ計測のみに対応していた。

GA4サイトレポートは、GA4プロパティと接続してサイトの主要データである訪問数、CV数、CVR、ユニークユーザー(UU)数の確認が可能。サイトのアクセスデータの概要で、パソコンか、スマートフォンか、タブレットかのデバイス比率、新規かリピータかのユーザー比率、サイト訪問後のファネルの確認や、主要な流入元とページのデータを確認が簡単なユーザーインターフェース(UI)でできる。

7月以降はGA4を用いてWebサイトのデータを計測していくが、既存のUAデータを基にしたサイトレポートはGA4サイトレポートとは別の機能として残したので、UAでのデータ計測が終了するまで更新できる。UAの計測終了後も過去の分析済みデータは引き続きAIアナリスト上で参照できるので、データのアーカイブとして利用することができる。AIアナリストの他の機能も順次GA4への対応を進めていく。

【新機能】GA4での計測に対応した「GA4サイトレポート」
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