2023年の新成人、二十歳の集いに「参加する」は66.2%|SNS利用率は「TikTok」が3年で4倍に【マクロミル調べ】

政治・経済への関心事1位は「少子化対策」、活躍を期待する新成人1位は「藤井聡太」。

マクロミルは、「2023年新成人に関する調査」を行った。成人年齢の引き下げに伴い、多くの自治体が成人式の式典名称を「二十歳の集い(つどい)」に変更したが、その対象となる新成人の関心事や各種サービスの利用状況等を調べている。当調査は2008年から開始しており、今回で16回目。

二十歳の集い(成人式)、「参加する」は66.2%

2023年の二十歳の集い(成人式)への参加意向

まず、2023年の二十歳の集い(成人式)への参加意向を聞くと、「参加する」が66.2%、「参加を迷っている」が11.8%、「参加しない」が18.4%となった。

政治・経済への関心、1位は「少子化対策」

関心がある政治・経済・社会のニュース

関心がある政治・経済・社会のニュースを聞いたところ、1位「少子化対策」、2位「経済・金融政策」、3位「働き方改革・女性活躍推進」となった。「公衆衛生・感染症対策」は昨年より10.8ポイントの大幅減となっており、新型コロナウイルスへの関心の定常化がうかがえた。

これからの「日本の政治」に期待できるか

これからの日本の政治にどの程度期待できるかを聞くと、「期待できる」は合計18.4%で、昨年よりも5.6ポイントの減少となった。「期待できない」は7.2ポイント増加し、聴取を開始した2013年以降で最高となった。

新型コロナウイルスに対する考え

新型コロナウイルスに対する考えを聞いたところ、「感染予防対策」については「できるだけ意識」が79.6%と高い一方で、「感染者数の増加時の外出制限」については「制限しない」が58.4%と半数を超えた。

新成人は友達作りに前向き? 「もっと友達が欲しい」「浅く広く」

友達についての考え

友達についての考えを聞くと、「もっと友達が欲しい」は合計58.6%で、昨年よりも7.6ポイント増加した。「浅く広く付き合える友達が欲しい」「同性の友達が欲しい」も同様に増加しており、友達作りに前向きな様子がうかがえた。

SNS利用率はTikTokが3年で4倍に。動画視聴はYouTubeで

SNSの利用状況

SNSの利用率1位は「LINE」。右肩上がりの「Instagram」が2位に浮上し、3位が「Twitter」となった。4位の「TikTok」は、わずか3年で4倍に急上昇している。

動画サービスの利用状況

また、今年新設された動画サービスの利用状況についての設問では、「YouTube」が圧倒的に多い結果となった。

活躍を期待する2023年新成人ランキング トップ10

今年の新成人のうち活躍を期待・応援している人を聞くと、1位は将棋棋士の「藤井聡太」、2位は歌手の「Ado」、3位はなにわ男子の「道枝駿佑」となった。

調査概要

  • 【調査方法】インターネットリサーチ
  • 【調査対象】全国、2023年成人式の参加対象者(マクロミルモニタ会員)
    ※2002年4月2日~2003年4月1日生まれで、2023年(令和5年)1月の成人式の対象年齢
  • 【有効回答数】男性250サンプル、女性250サンプル/合計500サンプル
  • 【調査期間】2022年12月9日(金)~2022年12月12日(月)
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