最も行きたい国1位は日本|訪日時の消費予算は「20万円~30万円未満」【GMOリサーチ調べ】
インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチは、「海外旅行に関する意識調査」を実施した。日本、中国、韓国、香港、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシアの10の国・地域の男女3,328名が回答している。
近い将来最も行きたい国、1位は「日本」
まず、近い将来最も行きたい国を聞くと、日本以外の9カ国・地域全てにおいて日本が1位という結果になった。
日本を選んだ理由について聞くと、全体では「その国の伝統料理・郷土料理を味わいたい」(20.0%)、「独自の文化を体験したい」(19.7%)、「観光名所が多い」(16.3%)が上位となった。また、「治安が安定している」「出入国制限が解除された」といった回答も見られ、日本の現状を踏まえて訪日を前向きに検討している人が多いことがわかった。
訪日旅行の検討時期に関しては、東アジアでは「2023年3月まで」「2023年8月まで」といった回答が多い一方で、ASEANでは「未定」「2024年以降」といった海外旅行に慎重な回答が多く見られた。
訪日予算は20万円~30万円未満が最多。中国では30万以上が約半数
近い将来日本に行く予定がある・行きたいと回答した人に、「今後日本を訪れたらどんな体験をしたいか」を聞くと、全体では「日本食を楽しむ」が最も多く、以下「自然・景勝地の観光」「四季を体感(桜、紅葉、雪など)」「温泉」「ショッピング」が上位となった。6位以降のアクティビティは国・地域によって差があり、中国、香港、ベトナムでは「日本のポップカルチャー」や「アニメ」、ASEANの国々では「農山漁村体験」や「ウィンタースポーツ」への関心が高いことがわかった。
訪日旅行時の消費予算(渡航費・宿泊費を除く)を聞くと、全体では「20万円~30万円未満」が最も多く、続いて「10万円~15万円未満」「15万円~20万円未満」が同率となった。一方で、中国やシンガポールでは「30万円以上」の合計が約半数を占める結果となった。
調査概要
- 【調査地域】日本・中国・韓国・香港・インドネシア・シンガポール・タイ・フィリピン・ベトナム・マレーシア
- 【調査対象】20~69歳の男女 計3,328名(日本332名、中国330名、韓国346名、香港329名、インドネシア330名、シンガポール330名、タイ329名、フィリピン330名、ベトナム338名、マレーシア334名)
- 【調査期間】2022年10月29日~30日
- 【調査方法】インターネット調査(クローズド調査)
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