海外旅行でもう一度行きたい国「日本」が1位! 1番人気の日本食はお刺身? 天ぷら?【電通調べ】
電通は、世界15の国・地域の20~59歳の 7460人を対象に、「ジャパンブランド調査2024」を実施した。日本の食や魅力度などについて、15の国・地域で調べている。
観光で再訪したい国「日本」がトップ! グルメや独自の文化に興味
まず、海外旅行経験者に対し再び観光に訪れたい国・地域を聞くと、「日本」が34.6%で1位に。2位の「シンガポール」(14.7%)とは19.9ポイント、3位の「米国」(13.0%)とは21.6ポイントと大きな差をつけた。
海外旅行において日本に期待することとしては、「多彩なグルメ」(28.6%)、「他国と異なる独自の文化」(27.9%)、「他国にない自然景観」(25.6%)が上位3つとなった。
日本を観光目的で訪れた人に対し、訪日観光のきっかけを聞くと、「前回日本を訪れて楽しめたので、また行きたいと思ったから」(50.0%)が最も高く、半数近くがリピーターとして訪日観光を楽しんでいることがわかった。また、「円安が続いているうちに、行くべきだと思ったから」は東アジアにおいて44.1%と突出していた。
日本旅行で楽しみたいもの「庶民的な和食レストラン」「農泊体験」
今後の来日でお金を払って体験・利用したいものを聞くと、「庶民的な和食レストラン」が41.4%で最も多く、以下「農泊体験」(40.0%)、「新幹線」(37.3%)と続いた。「日本オリジナルのコンビニ食品」「日本製のスナック菓子」なども支持されており、多様な興味関心を持っていることがわかった。
都道府県別の認知度としては、東京都(55.6%)が最も高く、ついで大阪府(46.4%)、京都府(43.3%)、広島県(36.9%)、北海道(35.1%)と続いた。なお、上位5位の顔ぶれは調査開始以来の8年間で変化がなく、地方観光には言語面などでのハードルがあるようだ。
帰国後にまた食べたい日本食、1位「ラーメン」2位「刺身」
自国において日本食を食べる頻度をシチュエーション別(外食・中食・内食)に聞くと、外食と中食で月に1度以上食べる割合は「東アジア」と「東南アジア」ではともに7割以上であったのに対し、欧米豪は6割未満と差があった。
帰国後にまた食べたい日本料理は「ラーメン」が26.5%で最も高く、以下「刺身」(19.4%)、「てんぷら」(19.0%)と続いた。
調査概要
- 【対象エリア】15の国・地域(アメリカ・オーストラリア・イギリス・ドイツ・フランス・インド・アラブ首長国連邦・インドネシア・シンガポール・タイ・ベトナム・中国本土・香港・台湾・韓国)
- 【調査対象】20~59歳の男女(中間所得層以上)
- 【サンプル数】7460(内訳:アメリカ960、インド900、中国本土800、その他の国・地域 各400)
- 【調査手法】インターネット調査
- 【調査期間】2024年1月19日~3月26日
- 【調査機関】ビデオリサーチ
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