共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を展開するロイヤリティマーケティングは、視覚化したデータの共有プラットフォーム「Tableau Public」に会員1億人超のPontaデータを基にした分析レポートを4月7日に公開した、と同日発表した。企業のマーケティングで重要となるペルソナ像(典型的なユーザー像)の把握に注目し、性年代・地域などの属性やリサーチ結果による志向・価値観を確認できるレポートを提供した。
性年代や地域などの属性、リサーチによる価値観、ポイント利用データを基に、①Ponta会員の統計データのレポート②地域属性レポート③パネルリサーチレポート④流動人口属性レポートの4種類を公開した。パネルリサーチは保有自動車ごとに性年代や年収などがわかる自動車パネルのリポートで、流動人口属性は東京23区内居住で区内を移動した会員の性年代や価値観の構成比がわかる。
さまざまな業種・業態の企業でマーケティングやデータアナリティクスの担当者が、店舗の商圏や商品・サービスの適切なペルソナ像の把握に活用できる。グラフやイラストを組み合わせた表示で視覚的・直観的に把握できるので、生活者の関心に沿った適切なプロモーションやキャンペーン施策のプランニングに役立つ。今後、自動車以外のパネルリポートを追加し、流動人口属性は対象地域の拡大を検討している。
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