IASが「IAS Signal」のレポート機能強化、自動生成フィルターで「ユニファイドビュー」

動画の一時停止や音量アップなどをハイライトする「アテンション指標」レポートも追加

デジタル広告の検証・不正対策事業の米国Integral Ad Science(インテグラルアドサイエンス)=IAS=の日本法人は、統合レポート作成プラットフォーム「IAS Signal」(管理画面)のレポート機能を強化した、と4月6日に発表した。広告主は独自設定したキャンペーンのネーミング規則に基づいて自動作成されるカスタムフィルターによる「ユニファイドビュー」で、地域や商流、キャンペーンタイプでデータを切り取り分析できる。

「IAS Signal」の画面例

 

さらに「レポート・ビルダー」を拡張し、IASの「タイムインビュー」から得られる知見と複数のオープンWeb上の動画指標を新たに含めた。広告主は基本指標の検証を超えてパフォーマンスを評価できるようになる。平均視聴時間▽視聴時間配分▽一時停止/解除▽音量アップ/ダウン/ミュートなど、ユーザーのアテンションに付随して起こる指標をハイライトする「アテンション指標」のレポートを作成できるオプションも追加した。

IASのカスタムインサイトチームによるコンサルティングでキャンペーンをテストし、どの指標がクライアントの望むビジネス成果を促進しているかを判断できる。IAS Signalの強化で、キャンペーンパフォーマンスを柔軟に評価し、KPI(重要業績評価指標)と一致する最適なビジネス成果を上げることができる。グローバルなマーケティングの成果を最大化して、1回1回の広告表示の価値を大切にできるツールを提供する。

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