ニールセンとThe Trade Deskがデータ測定でパートナーシップ、IDソリューションを強化

The Trade Deskがニールセンの広告測定に視聴者属性情報を提供、データの精緻化を支援

マーケティング調査・データ分析事業の米国Nielsen Holdings(ニールセン)は、デジタル広告技術事業の米国The Trade Deskと、戦略的データ測定パートナーシップを結んだ、と2月18日発表した。オープンインターネット測定でのIDソリューションの強化が目的。The Trade Deskがニールセンの広告測定に視聴者属性情報を提供し、データの精緻化をサポートする。

The Trade Deskによる視聴者属性情報の提供は、フランス、イタリア、英国を皮切りに、4月1日には日本、豪州、ドイツで導入を始める。その後アジア、欧州市場、カナダ、メキシコで順次開始する。ニールセンは、この視聴者属性情報データを同社のデジタル広告測定用IDシステム「ニールセン・アイデンティティ・システム(ニールセンIDシステム)」に統合する。

統合によってニールセンは、デジタル広告測定でインプレッションと数百万台の機器を「人」がベースの属性情報で結び付け、広範囲で正確な広告測定を提供。広告主やパブリッシャーは、モバイルとパソコンで視聴者属性を適切に割り当てられ、重複を除いた状態でのデジタル広告表示が分かり、ニールセンのデジタル広告視聴率が信頼して利用できるようになる。

※2022-02-21 記事初出時点で、タイトルにおいて社名を誤って記載していました。すでに修正済みです。関係者各位にはご迷惑をおかけして申し訳ございません。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

勝手広告
企業広告を消費者や第三者が勝手に作って公開する自主制作の広告。 ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]