JX通信社がソーシャルリスニング型マーケティングリサーチ「KAIZODE」の展開を開始

β版「FASTALERT for Marketing」を名称変更、「カスタマージャーニー」機能を提供

山川 健(Web担 編集部)

2022年2月16日 7:02

情報配信サービス事業のJX通信社は、これまでβ版としていた消費者の本音を明らかにするソーシャルリスニング型マーケティングリサーチサービス「FASTALERT for Marketing」の名称を「KAIZODE(カイゾード)」に改めて正式展開を始めた、と2月15日発表した。独自のインサイト(深層心理)AI(人工知能)で顧客理解の“解像度”を高める「カスタマージャーニー」機能を提供する。

消費者がSNSに投稿する情報をAIで分析。商品開発やCX(顧客体験)に必要な消費者のインサイトが毎日確認でき、自社や他社の商品・サービスについての消費動態がリアルタイムに把握可能になる。カスタマージャーニー機能では、自社や競合企業の商品・サービスに関する消費者の不満や満たされない気持ちをSNSから24時間365日収集。消費者からのリサーチ結果が毎日入手できる。

さらに、インサイトAIによって注目するべき消費者の言動・行動・態度変容を表示する。インサイトは利用前、利用中、利用後、離反者に分類してそれぞれ示す。インサイトは人を動かす隠れた心理と呼ばれ、事業成長や商品開発に欠かせないという。KAIZODEの世界観やカスタマージャーニー機能を解説するウェビナー(オンラインセミナー)を2月24日午後4時半~同5時15分に実施する。

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