セプテーニとDLPOが開発したLPOツール「SaiL」がCVR最適化の「Microscope」と連携

全ユーザーを複数セグメントに分類してLP出し分け、コンバージョン率をさらに改善

デジタルマーケティング支援事業のセプテーニは、LPO(ランディングページ最適化)事業のDLPOと共同開発したAI(人工知能)活用のLPOツール「SaiL(セイル)」が、AI開発事業のデータアーティストが提供しているCVR(成果達成率)最適化サービス「Microscope」との連携を始めた、と9月28日に発表した。2つの連携によって、顧客のコンバージョン率をさらに改善することができる。

SaiLは、ABテストとパーソナライゼーションによって高いコンバージョン率を実現するLPOツール。AIによるスコアリングで見込みスコア別に配信セグメントを自動生成してABテストを実施。機械学習でLPを継続的に最適化する。一方、Microscopeは、AIを活用してコピーを自動生成して訪問ユーザーの自動分類とセグメンテーションを行い、各セグメントに応じたABテストでCVRを最適化している。

「SaiL」と「Microscope」連携イメージ

SaiLとMicroscopeの連携で再訪ユーザーだけでなく初回来訪も含めた全ユーザーを複数のセグメントに自動分類し、セグメントごとにLPを出し分けるようになった。芸能関連業界で実証実験したところ、通常のLP配信時のCVRと比べて全オーディエンスで平均的に効果が高いLPを配信した場合の改善率が25.8%だったが、SaiL×Microscopeを活用してセグメント別に効果が高いLPを配信した場合は改善率38.7%を達成したという。

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