「Instagram」のショッピング機能「Instagramショップ」の専用タブ内で広告の提供を開始

タブを開くとトップページに表示、利用者はブランドに出会いやすくショッピング体験が充実

山川 健(Web担 編集部)

2021年8月26日 7:02

米国Facebookは、「Instagram」のショッピング機能「Instagramショップ」の専用タブ内で広告の提供を始めた、と8月24日(米国時間)発表した。広告はアプリ画面の下部、右から2番目にあるショッピングバッグアイコンの同専用タブを開くとトップページに表示。利用者がブランドに出会いやすくなり、ショッピング体験が充実する。

同専用タブが使える日本を含む全ての国で展開。広告は商品タグ付きの投稿などとともにタイル状に表示され、広告をタップすると商品詳細ページに移り、価格など商品の詳細が分かる。広告主が提供する他の商品も見られる。購入を後で検討するためにリストに追加したり、友人とシェアしたりすることも可能。広告は非表示にもできる。

同専用タブは、2020年11月に設置。興味・関心に合わせて投稿やブランドを表示するほか、Instagramのショッピングをテーマにした公式アカウント「@shop」のエディターが勧める商品を紹介。ウインドーショッピングのような体験が楽しめる場になっているという。広告によって企業は、自社の商品に興味を持つ潜在顧客にリーチできる。

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