ブレインパッドがアサヒグループにDX戦略を担うデータ活用人材育成プログラムを提供

データ起点で発想してビジネスとデータ分析をつなぐ「ビジネス・アナリスト」を育成

小島昇(Web担編集部)

2021年4月30日 7:03

ビッグデータ活用・デジタルマーケティングサービス事業のブレインパッドは、アサヒグループホールディングスにデータ活用人材の育成プログラムを提供した、と4月28日に発表した。ビジネスの現場で生かせるデータ分析・活用の専門知見の習得に貢献して、データ起点で発想する「ビジネス・アナリスト」を育成する。

 

アサヒグループでDX(デジタル変革)戦略の要となるビジネス・アナリストは、事業会社の課題を理解して分析仮説を立案し、データサイエンティストやデータエンジニアと会話する事業担当と分析者をつなぐ役割を果たす。創出されたアイディアをテクノロジーやデータで具現化をするキーパーソンで、今年は約250人のデータ活用人材を育成する。

育成プログラムは、データ分析の入門編の「VC基礎研修(E-learning)」▽分析の基礎を学ぶ「コアスキル集中研修」▽より高度な専門知識を学ぶ「専門スキル研修」で構成。データ活用・分析業務に必要な統計学の基礎を習得し、データ可視化による統計的なモノの見方や表現方法、AI(人工知能)を用いた業務改善プランニング講座を提供する。

 

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

今日の用語

エコーチェンバー
「エコーチェンバー」(Echo Chamber。エコーチャンバー)とは、「似たような意見・思想を持った人たちがコミュニティを形成した結果、意見が偏ってしまう現象」を指す。もともとは音響用語で、録音などで残響が強く残る“残響室”の意味だった。 SNSなどで自分と似たようなユーザーや好ましいと感じるユーザーばかりをフォローした結果、目にする投稿が世間一般・全世界で肯定されている意見と思い込んでし 用語集 を見てみる