SIVAがユーザーの訪問回数ごとに配信LPを最適化する新機能を「Squad beyond」に追加
マーケティングプラットフォームでLP内リターゲティング実現する脱サードパーティクッキー
2021/2/5 7:02 マーケティング/広告
Webマーケティング支援事業のSIVAは、同社のデジタルマーケティングプラットフォームの「Squad beyond(スクワッドビヨンド)」で、同一ユーザーがランディングページ(LP)を訪問した回数に応じてLPを最適化する「訪問回数別バージョン出し分け機能」を提供する、と2月4日に発表した。サイト訪問者に配信したLPの違いによるコンバージョン(CV)結果分析を提供して、広告費削減と費用対効果の向上につなげる。
広告を閲覧したユーザーのLP訪問回数によってCVR(成果達成率)が大きく変動する。商材の特性や閲覧ユーザーを分析して、配信LPのタイミングを最適に出し分けてCVRを2~3倍に高める。閲覧者の検討が高まるタイミングでCVにつながる「限定オファー」など施策を施したLPを配信する。サイト閲覧履歴を記録した「Cookie」を使って広告配信する「リターゲティング」の手法を使わず広告効果を保つ脱サードパーティクッキーの試み。
ブラウザの「Safari」や「Chrome」がサードパーティクッキーの利用制限を発表し、リターゲティングができなくなることから、Squad beyondプラットフォーム上でユーザーのページ訪問回数に応じて配信コンテンツを最適化する機能を実装した。個人を特定せずに「同じ人に適切タイミングで適切なコンテンツを見てもらう」手法で、既存ユーザーに対するテストでは、通常の2~3倍のCVRを全体の配信量の約20%で実現している。
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