fluctのSSP「fluct」がIDソリューション「IdentityLink」と連携、Cookie規制に対応

fluctと接続するDSPはCookieを使用することなくIdentityLinkを使って直接取引可能に

インターネット広告事業のCARTA HOLDINGSの子会社で広告配信プラットフォーム事業のfluctは、同社が運営するSSP(広告収益最大化プラットフォーム)「fluct」を、IDソリューション「IdentityLink」と連携させる、と5月28日発表した。Cookieの規制が進む中、広告主が配信しやすい環境をつくり、メディアの収益を高める。

IdentityLinkとの連携は国内のSSPで初。IdentityLinkは、データ接続プラットフォーム事業の米国LiveRampの日本法人、LiveRamp Japanが提供し、fluctは連携契約を結んだ。IdentityLinkはデータセキュリティやプライバシー保護の安全性を確保するソリューションで、ユーザーデータを人ベースの識別子(ID)に変換する。

SSPのfluctと接続するDSP(広告主向け広告配信プラットフォーム)は、Cookieを使用することなく、IdentityLinkを使って直接取引できるようになる。SSPのfluctはフロアプライス(最低落札価格)設定、配信比率調整、配信面精査を行い、1万7000以上のメディアやアプリに広告を配信。IdentityLinkでCookie規制に対応する。

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