中小・中堅企業向けSaaS型クラウドサービス事業のフリー(freee)は、米国OpenAIの対話型AI(人工知能)「ChatGPT」向けのアプリ「freee確定申告」を公開した、と2月17日発表した。確定申告についてのChatGPTへの質問に対し、AIがゼロから生成した答えではなく、税理士による1万件以上の実際の相談例に基づいたテキスト情報をAIが即座に検索して抽出し、回答を示す。
ChatGPTの会話画面で外部サービスを直接起動して操作可能な連携機能「Apps in ChatGPT」として提供。ChatGPTからfreee独自の専門家の知見データベースに継ぎ目なくアクセスできる。「@freee確定申告」と入力して確定申告に関して質問すると、freeeが蓄積した税理士の回答データベースから適切な答えを表示。回答者の氏名、所属を明らかにして情報の信頼度を高める。
「これは経費になるか」など確定申告で悩んだ際、AIの推測ではなく実在の専門家の知見が得られ、ユーザーは自信を持って判断できる。従来のAIでは「確かな根拠を知りたい」という思いに対応できないことがあったが、freee確定申告のアプリで情報の不透明さと相談の壁を取り払う。回答データはfreeeが展開する相談サービス「税理士相談Q&A」の実際の相談例がベース。
