CINCの「Keywordmap」がスマートフォン向けリスティング広告調査機能を実装

ウェブマーケティングの主戦場となったスマホ検索に最適化した広告分析が可能に

小島昇(Web担編集部)

2020年3月19日 7:02

ウェブマーケティング・ソリューション事業のCINC(シンク)は、同社のウェブマーケティング戦略の調査分析ツール「Keywordmap(キーワードマップ)for SEO」に、検索ワードに最適化したテキストをスマートフォンの検索結果画面に掲載するリスティング広告の調査機能を実装した、と3月18日に発表した。スマホ検索の国内市場の動向把握やライバル社の戦略分析に活用できる。

スマホに配信されるリスティング広告に特化したSERPs(Search Engine Result Pages)=検索結果ページ=のデータによって、従来のパソコンデータで分からなかったスマホ向け広告の分析が可能になる。「東京」「大阪」などとエリア指定し、広告配信キーワード▽出稿先ドメイン・サイト情報▽広告クリエイティブ▽想定広告出稿費が調べられる。

スマホ利用は年代に限らず広がり、ユーザーのメインデバイスはパソコンからスマホに移行した。インターネット広告の主戦場もパソコンからスマホに移っており、不要不急の外出を控える最近の「巣ごもり」関連市場分析でもスマホのデータが必要不可欠だった。CINCはこうしたニーズに応えるため、Keywordmapにスマホ検索のリスティング広告調査機能を加えた。

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