AIQがソーシャルでの投稿者属性情報がわかる新サービス「SOCIAL PROFILING」を提供開始

投稿者の年代や性別、生活エリア、趣味趣向なども掛け合わせて可視化

岩佐 義人(Web担 編集部)

2019年10月7日 7:35

UGCの分析による商品の購入者を可視化する活用例イメージ図

人工知能に関する先端技術開発のAIQ(アイキュー)は、「Instagram」や「Twitter」上のUGC(User Generated Contents)分析による事象、投稿者の年代や性別、生活エリア、趣味趣向なども掛け合わせて可視化する「SOCIAL PROFILING(ソーシャルプロファイリング)」の提供を開始する、と9月30日発表した。

消費者インサイトの調査方法として、インターネット調査や、デプス調査を実施する企業は多い。しかし、回答者に偏りが生じてしまうケースが少なくない。そこで注目を浴びたのが、ソーシャルリスニングだが、顧客ニーズの多様化から、インサイトとしては不足してしまうケースが増えている。

SOCIAL PROFILINGは、通常のソーシャルリスニングに加え、「画像解析AI」や「自然言語処理AI」を活用し、画像や文字情報を複合的に解析し、投稿者の年代や性別、生活エリア、趣味趣向などの属性情報を掛け合わせて推測する。「事象の可視化」を行うだけでなく、その「事象の対象者」や可視化できるため、詳細な消費シーンを想定した消費者インサイトの収集が可能になるという。

 

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