Webインテグレーション事業のアルファサードは、同社のCMS「PowerCMS」のノウハウを生かした新しいCMS「PowerCMS X 1.1」を7月25日に提供開始する、と7月19日発表した。従来比およそ500%高速に動作するほか、データ移行ツール、2段階認証をサポートする会員限定Webサイト機能、全文検索機能、レコメンド機能など、先進的な新機能を追加した。
PowerCMS X 1.1は、URLを指定してHTMLからデータを移行する機能を提供する。本文推定機能により、HTMLからコンテンツ部分(ナビゲーションやヘッダ・フッタ部を除く)を自動抽出してデータを移行するため、移行元のサイトがどのCMSで運用されているかを問わずにデータ移行できる。
PowerCMS X 1.1では、Webサイトを外部サーバーへミラーリングする機能を提供する。最大5サーバーへの同期が可能で、ローカルディスク上のステージング領域にファイルを同期した後に外部サーバーへミラーリングする運用もサポートするため、IR情報などの安全な運用管理を実現する。
- この記事のキーワード