マーケティングプラットフォーム「b→dash」が「クロスリスティングDMP」と連携開始

フロムスクラッチ、大手ポータルサイトのオーディエンスデータを使用したリーチ実現

山川 健(Web担 編集部)

2019年1月18日 7:01

マーケティング技術開発のフロムスクラッチは、同社が展開するマーケティングプラットフォーム「b→dash(ビーダッシュ)」が、デジタルマーケティング事業のクロスリスティングが提供するデータマネジメントプラットフォーム(DMP)「クロスリスティングDMP」との連携を始めた、と1月16日発表した。

クロスリスティングDMPは国内大手ポータルサイトを中心にした検索データを集約。膨大なデータやQ&Aサイトの閲覧履歴が活用できる。連携によって、b→dashの画面上でポータルサイトのオーディエンスデータ(広告の受け手の属性情報・行動ログ)を使った分析や、ターゲット層へのリーチが実現できる。

b→dashは企業が保有するデータを一元的に取得・統合・活用するソリューション。ユーザーは自社データに加え、クロスリスティングDMPが蓄積している大量の検索データなどが利用可能になり、自社で獲得できないデータと自社データを連携させることでユーザーのインサイト(深層心理)が可視化できる。

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

今日の用語

エコーチェンバー
「エコーチェンバー」(Echo Chamber。エコーチャンバー)とは、「似たような意見・思想を持った人たちがコミュニティを形成した結果、意見が偏ってしまう現象」を指す。もともとは音響用語で、録音などで残響が強く残る“残響室”の意味だった。 SNSなどで自分と似たようなユーザーや好ましいと感じるユーザーばかりをフォローした結果、目にする投稿が世間一般・全世界で肯定されている意見と思い込んでし 用語集 を見てみる