ビービットが顧客のモーメント分析・UX改善ツール「USERGRAM」に2つの新しい機能追加

データ解析の「ユーザ注目ワード」とAI活用「行動パターン分析」、効率的に分析・改善

山川 健(Web担 編集部)

2019年1月21日 7:00

マーケティング支援のビービットは、顧客のモーメント(ある状況で生じる行動)を分析して顧客体験(ユーザーエクスペリエンス)=UX=の改善を図るツール「USERGRAM(ユーザグラム)」に、データ解析と、人工知能(AI)を活用した新しい機能を加える、と1月18日発表した。「ユーザ注目ワード」と「行動パターン分析」の2つ。

どちらもβ版となる。企業のデジタルマーケティング担当者は効率的にモーメント分析を行い、UX改善のヒントが得られる。ユーザ注目ワードは同日提供を始めた。ユーザーごとの興味・関心を示す注目ワードをタグクラウド(タグの視覚的記述)のように表示。ユーザーのコンテンツ閲覧データを解析して注目度を判断する。

行動パターン分析は、ユーザーの行動をAIが分析して類似したパターンごとに分類する機能で、2月の開始を予定している。ECサイトの場合、一度購入しただけでその後に休眠▽頻繁にサイトを訪問して購入頻度も高い▽たまにしかサイトを訪問しないが購入頻度は高い--のように分類。行動パターンが直感的に把握できる。

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