ヤフーが新たなBtoBターゲティング広告、ランドスケイプの企業データベース「LBC」活用

企業の各データや企業データに紐付いたIPアドレスと「Yahoo! JAPAN」のデータで精度向上

ヤフーは、新たなBtoB(企業間取引)ターゲティング広告の提供を10月24日に始めた、と同日発表した。データベースマーケティング支援事業のランドスケイプが保有する日本最大級の企業データベース「LBC」を活用する。LBCは全国820万拠点、国内拠点網羅率99.7%で、「Yahoo! JAPAN」の各種データと組み合わせて精度を高める。

LBCは業種や売上高、利益、従業員数、固定IPアドレスなど企業の属性情報となり、ランドスケイプは全国の事業所に11桁のコードを付けて管理している。ヤフーが開始したサービスは、LBCの企業の各データや企業データに紐付いたIPアドレスと、Yahoo! JAPANの検索や閲覧サイトの履歴、ショッピングの購買履歴を掛け合わせる。

 

これによって、特定の業種や企業、ある製品を過去に検索した、などニーズに応じて高精度の訴求が可能になる。IPアドレスを使うことで訴求したいターゲット層の機器が職場か職場以外かが推測できる。エプソン販売の広告プロモーションで実証実験したところクリック率(CTR)は約1.81倍、クリック単価(CPC)は-42.3%になった。

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