コンビニ1位はセイコーマート、6業種の日本版顧客満足度指数(JCSI)【サービス産業生産性協議会調べ】

サービス産業生産性協議会は「日本版顧客満足度指数」(JCSI)の調査を行い、6業種の結果を発表した。

公益財団法人日本生産性本部 サービス産業生産性協議会は、「日本版顧客満足度指数」(JCSI)の2018年度第1回調査を行い、以下6業種の結果を発表した。

【今回の対象となった6業種と1位の企業名】
  • コンビニエンスストア:セイコーマート
  • シティホテル:帝国ホテル
  • ビジネスホテル:リッチモンドホテル
  • 飲食:木曽路/リンガーハット
  • カフェ:カフェ・ベローチェ
  • 証券:SBI証券

JCSIは総計12万人以上の利用者を対象に実施する大規模な顧客満足度調査。2018年度は6回に分け、計34業種、約400の企業・ブランドの調査を行う予定となっている。

コンビニエンスストア:セイコーマートが3年連続で1位に

コンビニエンスストア業種は、2016年度以降、スコアが横ばいとなっている。順位は、1位セイコーマート、2位セブンイレブン、3位ミニストップ。

*以下、図表は詳細資料より

シティホテル:帝国ホテルが他を5ポイント以上引き離す

シティホテル業種は、2015年度以降スコアを上昇させている。順位は、1位帝国ホテル、2位リーガロイヤルホテル、3位ホテルオークラとなった。

ビジネスホテル:リッチモンドホテルが4年連続のトップ

ビジネスホテル業種は2015年度以降スコアが上昇している。順位は、1位 リッチモンドホテル、2位ドーミーイン、3位コンフォートホテル。

飲食:レストランチェーンは木曽路、ファストフード店はリンガーハット

飲食業種は、2017年度から2018年度にかけてスコアを低下させた。1位は木曽路とリンガーハット(いずれも77.0)、3位がびっくりドンキー。

この業種はレストランチェーン(13企業・ブランド)とファストフード店(11企業・ブランド)の2つのサブカテゴリーに分かれており、木曽路とリンガーハットはそれぞれの首位となっている。

カフェ:カフェ・ベローチェが首位に。全体では2018年は横ばい。

カフェ業種は、2015年度から2017年度にかけて上昇傾向であったが、2018年度は横ばいとなった。今回、首位となったカフェ・ベローチェは2014年度以来の返り咲き。

証券:ネット証券各社に高い評価

証券業種は、2016年度以降スコアを上昇させている。順位は1位がSBI証券、2位が松井証券、3位が楽天証券となった。

このカテゴリーは対面証券(5企業・ブランド)とネット証券(6企業・ブランド)に区分されるが、証券業種の1位~6位はすべてネット証券となっている。

調査概要

  • 【対象業種】コンビニエンスストア、シティホテル、ビジネスホテル、飲食、カフェ、証券
  • 【調査対象】各企業・ブランドのサービスを利用するユーザー
  • 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
  • 【調査時期】2018年4月4日~5月2日
  • 【回答者数】22,831名(順位に含む67企業・ブランドの回答者は21,210人)

*調査対象企業・ブランドおよび調査対象者の選定基準は、詳細資料(PDF、全22ページ、1.2 MB)の16ページを参照のこと。https://activity.jpc-net.jp/detail/srv/activity001537/attached3.pdf

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